5月の第2日曜日である母の日が終わりまして、東京の話をすればこの第3週は浅草の三社祭があり、月末は嵐の活動終了と忙しい人は心が落ち着かないことでしょう。




母の日に父の日も考えた

今年の母の日の話からすると、どうやらいろんな配慮から保育園で『ママありがとう』的なものは作らなくなったらしい。スーパーとか行くとあるんだけど、昔に比べてシングルでの子育て多いからなと納得しつつ「そうなると、パパありがとうもないか」なんてガッカリすり。そういうのもちゃんと自己プロデュースしないといけないのが現代の育児 なんだと悟って、夜勤帰りに現場に近い花屋でカーネーション買って埼玉まで持ち運びます。




夜勤から帰ると埼玉に10時過ぎに着花屋が混むのも嫌だから、早めに買って帰宅。息子に話して妻に渡してもらおうとしたら大拒絶で結果夫から妻に渡す形となった。実は結婚してから初めて花あげた瞬間となりました。母の日がないと父の日はないわけで、その母の日は父が作り出さないといけない。時代の変化を思いつつ、ちょうど最近そんな話もしたよなとか思い出す。


上野動物園2026

さて、本題。ゴールデンウィーク中の5月6日に上野動物園に行った。


大連休で妻は全部休みではなくて1日出勤日があり、毎年1日は息子のワンオペデーがあり、今年は上野動物園でした。5月4日にイオンモールで過ごしてたからそれとの比較になるけど、上野は平和でした。思ってたより空いてたし、イオンモールみたいに子供トイレが詰まったまんまだったり、洗面所にどういうわけか子供の糞が入ってたりしなかったし、

コビトカバのコブシ君や妙に推され始めた私が大好きなハシビロコウの飛行が見られたり、



ゴリラのくつろいだ様子や息子と同い年のゾウのアルン君と息子を写真に収めたから父は大満足だった。




時代は移ろっても顔で笑って心で泣く

その帰りに大道芸人二組の演目を見る。上野動物園から日比谷線上野駅に行く中で上野公園の大通りを歩く際に行われているパフォーマンスに息子は興味津々になってた。


1組目の大道芸人

1組目は無言でパフォーマンスしながら棒を回したりしていて、息子は釘付け。



ラスト10分くらいしか見られてないが演目中は終始無言だったらしく、最後に「喋れます」と言って喋ってSNSとカンパをほしい話をして、楽しいけど短時間しか見てないから息子に小銭あげて「これお兄さんに渡してあげな」と息子の初カンパをサポートした。




2組目の大道芸人

2組目は最初から観ることになり最前列で観た。そいつはラーメンズの片桐仁みたいなビジュアルで盛り上げ方が糞みたいに下手くそで、もっとやり方あるよねって心底思うんだけど、盛り上がるポイントで拍手ないと『おかしいな』とか首捻っちゃったり『今日のお客さんは重いです』とか平気で言ってて、自らの手でどんどん空気悪くしちゃってるの。曲に合わせて手拍子したりとか、走り幅跳びの選手みたいに分かりやすく拍手を強要して一体感を作るみたいなこともせずに「俺の芸なら自然と拍手は出るでしょ」みたいな姿が見え見えで、楽しそうにやってないから共感も得づらい。


こっちは趣味レベルでDJをしていて、彼ほどの大勢の人を前にしてやってないし収入も得てないけど痛いほどわかる彼の空転が。そして学びになる。舞台上では客と共犯関係なんだなとつくづく感じた、目の前に見てる人がいるんだから巻き込まないとうねりは作れないよなぁって。


大道芸的なセオリーとしてお客さんが少なくても密集を作ることで多く見せることが出来るらしくて何度も彼は「もっと近付いて見て」なんて言ってたけど、全然支持されてなかった。


また、彼はホラー系のギミックでナイフで指が切れる(もちろん実際は切れてない)みたいな演目で人の注目を浴びるタイプみたいだがゴールデンウィークの家族連れにやる演目ではなくて、散々引かれまくってた。で、息子が急に演目の途中で帰りたいってなって帰りました。理由としては『怖いから』だったみたいだけど、息子はそんなに面白くないYouTubeを毎日見てるけど『つまらないものには見たくないと烙印を押せる能力』を養っていたのかと(笑)、父と同じものをつまらないと思っているのかと、知らぬ内にエンタメに対する見る目があるんだなと嬉しくなったし、滅茶苦茶褒めた。

この話を妻に伝えたくて話そうとすると息子は大拒絶で「こわいはなしやめて」と言ってきた。


ヘブンアーティストシステム

そんな片桐仁みたいな大道芸人に対して、東京都のヘブンアーティストと言うシステムに対して思うところがあった。ヘブンアーティストってしっかり審査を経て都内の公園で芸を披露する制度なんだけど、採用後は何のフォローもされず、途中でその資格の剥奪もない孤独な戦いなんだろう、。よく、お笑い芸人が楽屋で客の悪口を言うみたいな話があるけど、大道芸人には楽屋もないし、フィードバックしてくれる人もいない。まあ、フィードバックしてくれたとして受け入れる奴とそうでない奴がいて、彼は後者に違いない。

それにしても、あのスタイルで彼を満たすお客さんに出会える率はどれくらいあるんだろうか。