紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)、10日の月 | さとしんの星日和

さとしんの星日和

古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

昨日はそれまでの雨が上がって天候回復に伴い空が広がり、夜にはすっかり晴れました。九州四国は梅雨入りしましましたので、中国地方はここ数日が梅雨前の最後の晴れ間になりそうです。

 

空を見ると西に月が周ってきて、月齢は既に4日月になっています。今回はタカハシの新旧コンビで月と彗星を楽しみました。

 

 

 

まず、FC-76DCUで月日記です。

 

10日の月

タカハシFC-76DCU+フォトンED12mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

 

この望遠鏡はとにかく美しく撮れるのですが、今回の写真は月の縁が少し黄色くなっている様な気がします。対物レンズはフローライトアポクロマートでアイピースもEDレンズなので、そんなはずは無いと思うのですがちょっと気になりました。

 

 

 

 

次は難関の彗星です。5月26日に撮影してから3週間ほど経っていますが、どうなっているでしょうか。双眼鏡はわたくしにとっての最高級クラス、ニコン8×30EⅡを出動させました。が、

 

見えません!!

 

想定内です。

 

次はわたくしの切り札、タカハシTS100です。倍率30倍でステラリウムに示される位置を眼視捜索します。

 

分かりません!!

 

想定外です(笑)

 

では、写真で捕まえましょう。私のブログでお馴染み、縮小コリメートです。

 

 

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) 2024年6月10日 22時22分

タカハシTS100+タカハシLE30mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

露出30秒 ISO1600 縮小コリメート 合成焦点距離712mm

 

小さいっ!そして暗いっ!

お分かりでしょうか、画面中央にわずかに尾を引く彗星が写っています。これでは私のぼんくら眼視では視認できなくて当然ですね。

5月26日にFC-76DCUの直焦で撮影した時は、もっとはっきり写せたと思うのですが今回はかなり微かに感じます。だんだん明るく大きくなるイメージがあるのですが、逆にステラリウムの予報光度は10等から12等台に落ちてます。太陽には近づいていても、地球との位置は遠ざかっているのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

それでは、今回も閲覧頂いて誠にありがとうございました。(^^)