29日の太陽、そしてポン・ブルックス彗星 | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

スターベース80を大阪から岡山に持ってきました。

 

 

 

普段は大阪に置いていて、あまり使えていないので鏡筒だけを岡山に持ってきました。古き良き時代を思い出させる8cm鏡筒を、しばらくこちらで楽しんでみる事にします。

 

 

 

ポルタⅡに搭載しました。

 

 

カラーリングがタカハシと同じなので、高級鏡筒の様に見えてかっこいいです。でもこれはスターベース東京がプロデュースしてタカハシが外注製造したと思われる8cm800mmF10のアクロマート鏡筒なので、入門用としてお求めやすい望遠鏡になっています。しかも私はふるさと納税で入手したので実質タダ同然でした(笑)。

 

 

 

 

 

久し振りにお天気になりましたので、今日はすっかりご無沙汰している太陽日記を付けましょう。

 

29日の太陽

スターベース80+フォトンED18mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

アストロソーラーフィルター

 

風が強くて画像が揺れていたので、アイピースをいつも使ってる12mmよりやや長めの18mmを使ってみました。今日の太陽面は、大きめの黒点が西端に隠れようとしているのが見えました。6cmのアトラス60より、一段階余裕のある撮影でした。

 

 

 

 

 

夕方にはポン・ブルックス彗星を見に行きました。前回3月15日に月明かりの中に観望した時から、だいぶ明るくなっているでしょうか。

 

西空が見通せるいつもの場所に歩いて行って、カートン8×30双眼鏡でその辺りを眺めると今日は簡単に発見できました。双眼鏡でぼんやりと尾も見ることができました。

 

 

29日のポン・ブルックス彗星(12P) 19時45分

ソニーNEX5+MCロッコール135mmF3.5

露出17秒 ISO1600 ナノトラッカー追尾

 

 

135mmの中望遠をAPS-Cで撮って、縦はそのままで横を縮めてスクエアにトリミングしましたので、実際に見える大きさをご想像して下さい。

 

前回見た時より明らかに見やすくなっていて、尾が右上に出ているのが分かりました。本当はもっと長い焦点距離で撮影してみたいのですが、なにせ田んぼの畦道で見ているので重いTS100赤道儀を運ぶのが億劫で、つい中望遠とナノトラで簡単に済ませてしまいます。露出時間も短く切り詰めないと、薄明と追尾遅れで却ってはっきり写りません。

 

しかし今日でこれだけ見えているのなら、これから4月を迎えてしばらく夕方の空が楽しくなりそうです。

 

 

 

 

 

 

それでは今回も閲覧頂いて誠にありがとうございました。(^^)