いつものB級工作、大変良くできましたの笑顔 | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

こんにちは!

毎日厳しい寒さが続いておりますが、天文ファンの皆様いかがお過ごしでしょうか。数年前から自分にモザイクをかけるのをやめた、さとしんです(笑) 

不快に思う方もいらっしゃると思いますが、なにとぞご了承の程宜しくお願いします(^^)

 

 

 

と言うわけで、今日はこの手に持っている丸いものを作ってご機嫌笑顔になったお話です。恒例の小ネタとなりますので、読むのが面倒くさい方はスルーで大丈夫です。

 

 

 

さて、先日中古で買ったスカイウオッチャーのBKP130鏡筒ですが、タカハシTS100の赤道儀に乗せました。

 

 

マッチプレート(小)を使ってSVBONYのアリミゾ台座に固定しましたが、赤緯軸の真上に来ないので剛性には問題無いものの、重心が取りづらく不安定になります。

 

 

 

 

理由はご覧の様に、もともとマッチプレート仕様では無いTS100の赤道儀に追加で取付けられる様にタカハシで加工してもらったので、端面がフラットでは無く5mmのインローと赤緯微動の六角ボルトの上端が出ている状態で、様々なアリミゾ台座が干渉して赤緯軸の直上に取り付けられないのでした。

 

始めのうちは六角ボルトに干渉しない大きさのアリミゾ台座を、ビクセンやタカハシからあれこれ探しましたがこれといったものが見つからず、他の6cm屈折などもマッチプレート経由で取り付けていたのでした。

 

そしてBKP130を入手してから初めて真剣にこの部分の対策を考えているうちに、インローを利用した六角ボルトの頭を越えるスペーサーを作って、かさ上げをしたらいいんじゃないかと思い付きました。

 

 

 

 

それが冒頭にご紹介したスペーサーです。

100円ショップで固い紙製のコースター10枚セットを買ってきて、インローのサイズに丸く切って穴あけをして6枚貼り合わせました。

本当は金属か硬質木材で作った方が良いのですが、糸のこ盤もドリルも持ってないので今回はハサミとカッターで作れる紙の重ね貼りでやってみました。

 

 

 

 

そして私の持ってる最も小ぶりのアリミゾ台座、SVBONYの赤いやつをスペーサーを挟んで取付けてみたら、うまく取付けることができました。スペーサーは紙製ですが硬質ですので6枚重ねで接着すると剛性に全く問題はありません。

 

 

 

 

続いてBKP130鏡筒を乗せてみました。M8の六角ボルトでスペーサーを挟み込んでアリミゾ台座と赤緯軸とをしっかり固定しているので、グラつくこともありません。

 

 

 

 

これで赤緯軸の上に鏡筒の固定部が来て全体的に安定しました。バランスの不釣り合いもかなり改善され、扱いやすくなりました。

他の屈折鏡筒も同様に乗せられるので、もっと早く真剣に考えれば良かったなと思いました。

 

 

今回はたった100円のちょっとした物で、かなり効果的な工作ができたので自分的に満点を付けたいと思います。そんなの最初からじっくり考えとけばできたやろ、という非難は甘んじて受け止めたいと思います(笑)

 

 

 

 

それでは今回も最後までご覧頂いて誠にありがとうございました。(^^)