昨夜はかなり寒かったです。たぶん体感では氷点下にいってたと思います。
かれこれ4ヵ月近くも撮り続けている、微動の無いDOB8クラシックによる木星の電視撮影ですが、ようやく少し見れる感じになってきました。
それでは今日もいってみましょう、木星日記。
1月8日の木星
DOB8クラシック+3倍バロー+延長筒+ASI224MC
UV/IRカットフィルター 自作ポンセットで自動追尾
いかがでしょうか、20cm反射で撮ったにしては未だ未だの写真ですが、当社比にならった自分比というものがあるとしたら、だいぶ良くなってきています。
下の写真は昨年10月にDOB8クラシックとASI224MCを使って初めて撮った木星です。
10月5日の木星
DOB8クラシック+2倍バロー+ASI224MC
UV/IRカットフィルター 自作ポンセットで手動追尾
双方の写真を比較すると、最近ではずいぶん詳しく写せるようになっていることがお分かり頂けると思います。
いろいろ取り組んだ事を以下に羅列させて頂くと、
1.滑らかな追尾を可能にする為に、ポンセットマウントを電動化した。
2.バーチノフマスクを使ってピント合わせを行う様にした。
3.拡大率をアップさせる為に3倍バローと延長筒を用いてF値を24まで上げた。
4.撮影前にヘアドライヤーの冷風を十分鏡筒内に入れて外気となじませる。
5.木星の高度をなるべく稼いでから撮影する。
など、そもそも赤道儀かGOTO望遠鏡を買えばいっぺんに解決するものを、B級星オタはいつも安いものを買ってからお金をかけないで何とかしようとするのでした。(笑)
それでは今日もご覧頂いて誠にありがとうございました。