中国地方も梅雨入りしました。しばらくは星見も期待できませんね。
という訳で今回はいつもの機材遊び、未だファーストライトもしていないSVBONYの正立ファインダーを、今度はタカハシTS100に乗せてみます。
皆んな大好き、ビクセンのファインダー台座です。ずっしり重く質実剛健。
しかし大変残念ですがこの台座、ファインダー脚がアリミゾに入りません。従って、正立ファインダーはビクセンBT81S-A対空双眼鏡には使えないことが既に判明しております。
そこで、このファインダー台座の模倣品を買ってTS100に乗せようとする私。
ネットに多くある同様なものから以下のものを買いました。正立ファインダーの脚が入りそうでなるべく安いB級品。
やってきました、中華製。正立ファインダーの脚は今のところ本家であるビクセンだけ入らず、他社のものには入っているのでこれだったら入るのではと考えました。
それでは、いざ!
な、なんと!入りません。
わずかに脚の斜め角度に当たります。このB級品、寸法だけはビクセンに近い様で余計な品質ですよ。
さてさて、どうする?
手で、拡げる!(笑)
B級がかえって良かった、この台座の底板の厚みはビクセンと違ってペラペラなので簡単に曲がります。ていうか、それは反対に台座として問題有りです。(笑)
はい、見事に入りましたよ結果オーライ。
さて、ここで久しぶりに登場頂きましょう。
遠い昔に買った、スコープライフ遊馬製作所のFARI-TPD ADです。ファインダーアリガタトライポッドアダプターでしょうか、読んで字のごとし。
これは、ビクセンのファインダー台座にカメラネジを設けるための板です。こんな便利なニッチ商品を作っているメーカーがあるなんて嬉しいですね。
ビクセンの皿ネジは今回使えない為、頭の高さが低いM4の低頭平ネジを用意しました。(M4と聞いて球状星団を思い浮かべたあなた、重症ですww)
早速、取り付けましょう。
バッチリですね。あまりきつくネジを締めると、曲げた台座が元に戻ってファインダー脚が入らなくなるので注意。
いいですよ、出来上がってきました。
TS100の雲台に乗せます。
チマチマと機材で遊んで、タカハシTS100に正立ファインダーが乗りました。
いろんな接眼部が星を狙います。意味はありませんがカッコイイ。
本当は自由雲台でも経由して乗せればファインダーの視野合わせが楽なのですが、鏡筒から離れすぎてバランスが良くないのでそのまま雲台に乗せて、面倒ですが6本の支持ネジを調整して視野合わせをすることにしました。
以上、小ネタでしたが最後まで読んで頂いて誠にありがとうございました。(^^)