タカハシTS100反射赤道儀で撮る | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

実家に移住してから岡山機材のネタが続いていますが、私にとって岡山と言えばこれでしょう、タカハシTS100反射赤道儀Ⅰ型。

 

40年以上経った今でも現役です。流石にミラーには少し曇りとカビがきていますが、堅牢な架台は健在です。

 

 

タカハシTS100

 

 

今日はタカハシTS100で私の大好きな縮小コリメート撮影を行います。

 

 

本日の対象は初冬の季節がら渋いところで、ちょうこくしつ座のNGC253を狙います。南の低空に地味ながら立派に見える小宇宙の代表ですね。近くの球状星団NGC288も捉えましょう。

 

 

NGC253

タカハシTS100+タカハシLE30mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

露出25秒 ISO1600 

 

 

少し露出オーバー気味でバックが白んでしましましたが、こんな低空に意外に立派な小宇宙の姿が浮かんでいます。少し構造も写りかけていて楽しいですね。

 

次は近くにある球状星団です。

 

 

NGC288

タカハシTS100+タカハシLE30mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

露出25秒 ISO1600

 

 

この球状星団は密集度が粗いのか、口径10cmでもパラパラと分解しています。低空は地平に近くどうしてもバックグラウンドが明るいので露出を短めにしないと対象が埋もれてしまいますね。

 

 

 

 

 

さて、次は先月中古で買ったロッコール200mmF4を使う時がやってまいりました。

 

 

ロッコール200mmF4

 

 

自動追尾しているTS100の筒先雲台にNEX5を乗せて、ただいま天頂付近にあるM31へ向けてみます。

 

 

 

アンドロメダ小宇宙 M31

NEX5+ロッコール200mmF4.0 ISO800 露出2分15秒

 

 

 

いかがでしょうか、まずファインダーが良く見えずに中心を外しました(笑)。さらに露出が不適正なのか星の色つぶれが起こってモノクロの様な画像になってしまいました。小宇宙の姿そのものは、1枚撮って出しなのでこんなものでしょう。

オールドレンズでなかなかきれいに撮るのは難しいですね。APCなので300mm相当の望遠となりますが何とか追尾はできた様です。

 

 

写真はダメダメでしたが、何となく眺めていると昔撮りたかったトライXモノクロの200mm望遠レンズで撮ったアンドロメダを見ている様で懐かしさを感じました。

 

 

 

 

それでは今日も閲覧頂いてありがとうございました。(^^)