きょうは、曇り一時雨。ここまでの降水量は3.5㍉。あしたは雨のち曇りから晴れでしょう。
きょうの尾鷲の最高気温は22.1℃(最低気温は16.4℃)。
全国トップは沖縄県の波照間で31.3℃。三重トップは亀山で25.3℃。
ただいまの尾鷲の気温は16.6℃。
『 雑学ゼミナール 』
【商品名を表す登録商標と一般商品名】
「セロテープ」や「ボンド」「マジック」「フラフープ」「オセロ」など、何気なく言っている物の呼び方が実は商品名だという場合は意外と多い。
その会社の商品ではない場合、テレビなどでは一般商品名で言い換えている。そのため、テレビでの言い方に違和感を感じる場合もあるが、これは仕方のない問題である。以下、身近な商品を中心にその例を挙げてみる。
セロテープ
「セロテープ」は日本においてニチバン株式会社が有する登録商標であり、一般商品名は「セロハンテープ」となる。
セロテープは1948年(昭和23年)に最初の日本国産セロハンテープとして販売が開始された。初期には国内で入手できるセロハンテープがセロテープしかなかったため、普通名詞化して使われることが多い。特にニチバンの製品でなければ、一般名のセロハンテープを使用するほうが望ましい場面もある。
ボンド
合成接着剤「ボンド」はコニシ株式会社の登録商標であり、一般商品名は「接着剤」や「木工用接着剤」となる。
ボンドは1952年(昭和27年)に販売が開始され、その後の日本を代表する接着剤のトップブランドとして成長し、「コニシのボンド」の印象を強く根付かせた。インターネットでの同社のドメイン名も「bond.co.jp」である。
マジック
油性マーカー「マジック」または「マジックインキ」は株式会社内田洋行(うちだようこう)の登録商標であり、一般商品名は「油性マーカー」や「油性サインペン」「油性フェルトペン」などとなる。
社名の「内田」は創業者・内田小太郎の名にちなみ、「洋行」は中国語で外資系の商店を意味する。マジックインキは同社の発案・企画と寺西化学工業株式会社の研究・開発によって生まれ、1953年(昭和28年)に発売された。
タッパー
「タッパー」や「タッパーウェア」はアメリカのタッパーウェア・ブランズ社(Tupperware Brands)の登録商標であり、一般商品名は「食品保存容器」となる。
タッパーという名称は、同社の創始者アール・サイラス・タッパー(Earl Silas Tupper、1907~1983年)の名前に由来する。日本では1963年(昭和38年)に販売が開始され、密閉性が高いという評判やアメリカ風の生活への憧れなどから生活の中に浸透していった。
宅急便
「宅急便」はヤマト運輸株式会社の登録商標であり、一般商品名は「宅配便」となる。
1976年(昭和51年)に「電話1本で集荷・1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」というコンセプトの商品「宅急便」が誕生した。その名前には「お宅に急いでお届けするサービス」という意味が込められている。
フラフープ
「フラフープ(Hula hoop)」も上記のフリスビーと同じくアメリカの玩具会社ワムオー社(Wham-O)の登録商標であり、主に現代アメリカでは「フープ(hoop)」と呼称される。
1958年(昭和33年)にアメリカで大流行したことを受けて、同年に日本の各デパートで販売が開始された。販売店には行列ができ、日本中で爆発的に売れて一大ブームを起こした。
尾鷲の町のビフォーアフターです。
きょうは「栄町横町商店街」です。
この名称は初めてです。栄町商店街は知ってるけど、おぼえてないなぁ~。
ビフォー。撮影は2007(平成19)年12月。
右側の建物は、昔パチンコ店の「アカダマ」(赤玉パチンコ)だった。
左側手前から「はあと」、スナック「ニュードル」、「ミュージックステージ 灯台」の看板が。
奥側は焼肉の「美松」。美松の今は坂場町で営業中。
1985(昭和60)年の資料を見ると、栄町商店街通りからスポーツの「ウチヤマ」、中華の「来々軒」、喫茶「ターボ」、スナック「ニュードル」、喫茶「コハク」、クラブ「松」があった。
撮影は2008(平成20)。
このときパチンコは「WING」(ウイング)ですね。後方は「天狗倉山」。
アフター。
今はスナック「ニュードル」だけ営業中。
右側建物は取り壊され駐車場に。