尾鷲市・熊野古道センターで 『 いにしえの生活道~九木道を歩く~ 』ご案内 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

 尾鷲市向井、熊野古道センターで 開催されます『 知られざる熊野探訪ツアー いにしえの生活道~九木道を歩く~ 』をご案内しましょう。

 

 

 

 

   『 知られざる熊野探訪ツアー 

    いにしえの生活道~九木道を歩く~ 』

 

 
 
 
    とき:6月4日(土)8:30~16:00  ※雨天の場合は6月5日(日)に延期      
    ところ:尾鷲市九鬼町~向井 九木道~八鬼山道(歩行距離約10㌔)
    参加費:500円(保険料含む)※別途JR運賃200円が必要
    対象:健脚者向け
    定員:15名(要申込・応募多数の場合抽選)
    案内人:内山佳和氏(日本山岳ガイド協会認定登山ガイド)
    持ち物:昼食、飲料、歩きやすい服装、トレッキングシューズ、帽子、雨具、           
        タオル、虫よけ等、
        トレッキングポールがある方はご持参を(希望の方には杖を貸出します)
         ※九木道は、完全に整備された道ではないので要注意
    締切:5月21日(土)
 
 
 
 
 
 
※抽選結果は、電話で連絡します。また、当選された方には参加の案内を郵送します。
※天候によってはツアーを中止する場合がある。
※受付は朝8:00に熊野古道センター駐車場にて。
 
 
 
 熊野古道センター主催事業の“知られざる熊野探訪ツアー”で、今回は「九木道」(くきみち)を歩きます。
 

 九木道は、八鬼山越えの途中、九木峠(標高522m)から南東へ谷に沿ってくだり、九鬼集落へとつながる古道で、かつては、九鬼村の住民が、尾鷲と行き来する生活の道として欠かせない道でした。

 

 九木峠に建つ道標には、「右、みきさとみち」「左、くきみち」「大正十五年五月建立、九鬼村役場」と刻まれており、九鬼村は、九鬼水軍発祥の地で、当時の村役場が道標を建てるほど、九木道は多くの人が通行していました。


 昭和32年に国鉄紀勢東線尾鷲駅~九鬼駅間が開通、国道311号線が徐々に整備されると、九木道を歩く人はほとんどいなくなり、道は荒廃していましたが、尾鷲薮漕(やぶこぎ)隊の皆さんがボランティアで、埋もれた箇所を掘り起こして整備し、道を再生させました。


 今回“知られざる熊野探訪ツアー”は、当時の住民が苦労して歩き、生活のための物資を運んだ、いにしえの道「九木道」を、日本山岳ガイド協会認定登山ガイドの内山佳和氏(尾鷲薮漕隊)にご案内いただきます。

 

 

◆スケジュール予定
8:00  熊野古道センター駐車場集合 受付
8:30  徒歩にてJR大曽根駅へ移動
9:00  JR乗車(大曽根駅9:07発→九鬼駅9:14着)
9:30  歩く準備、九木道へ向け出発
12:30  九木峠~八鬼山荒神堂 昼食トイレ休憩
15:30  八鬼山登り口
16:00  熊野古道センター到着 アンケート 解散

 

 

 

申込・問い合わせ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666