さっとんの読書感想文 -7ページ目

さっとんの読書感想文

タイトル通り、ワタクシ・さっとんの読書感想文。

『書評』よりも『読書感想文』。

そんな言葉の方がしっくりくる感じなのです。

時々映画の感想なども★

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)/劇団ひとり
¥520
Amazon.co.jp

最近、2作目が出た様子のひとり氏ですが、

やっと、処女作を読みました。


ぇぇ、基本、文庫か図書館派なので。


で、率直に、感想を。


面白かったです。


読みながら、微笑してしまうような箇所も多々あり、

気楽にページをめくることが出来ました。


特に、『ドロ子』が頭から離れない。


読み終わって数日経つが、

何かあると、

「~~~~~~ドロ~」

と、心の中で、呟いてしまう私が居るw




勝手に独断!五段階評価:★★★☆☆


ソルト ブルーレイ&DVD セット [Blu-ray]/出演者不明



¥3,990

Amazon.co.jp




↑ 『出演者不明』って、どういう事よ!?





ハリウッドの大スター・アンジー主演作を、


あっさり、『出演者不明』って、


あんまりじゃないですかぃ!?











・・・というツッコミは置いといて。





とりあえず、アンジーファンとしては、


観ないわけにはいかないので、観ましたラブラブ





いつものグラマラスなアンジーを期待して観たのですが。。。





チョット、アンジーさん、痩せた!?





なんだかゲッソリした印象を受けましたが、


アクションは相変わらず素敵で、そこは見応え充分。











肝心の内容はというと、謎が謎を呼ぶ展開。





最初、劇場版を鑑賞し、


『アンジー、結局アンタはどっちの見方なんだ!?』と、


グイグイ引き込まれながら観たけどね・・・。













「なんじゃ、この終わり方は!?」











どう考えても、次回作でもありそうな終わり方。





一話完結のつもりで観たせいもあって、


どうも腑に落ちん!むかっむっ











で、気になったので、


ディレクターズカット版(別エンディング)を、


早送りで視聴。





別エンディングの方が、しっくりきました。











調べると、当初、主演はトムクルーズの予定だったんだね。





それが、トムクル降板、アンジー代役となり。





亭主の役にブラピをという声もあったそうですが、


子育て専念とかで、別の俳優になり。











・・・映画つくりも大変なんだね、と勝手に感じた映画でした。





でも、単純に愉しむことは出来ました。











勝手に独断!五段階評価:★★★☆☆










三面記事小説 (文春文庫)/角田 光代
¥530
Amazon.co.jp


新聞を開くと、

ネットのニュースを開くと、

テレビを点けると、

毎日のように目に飛び込んでくる、悲惨なニュース。


インタビューされる『近所に住む人』は口を揃えて言う。


『そんな風な人には見えなかったのに』


事件の当事者達は、皆、

私たちが暮らす生活の周りに、

もしくは、自分自身であってもおかしくないような、

そんな人々ばかり。


だからこそ、皆、その事件に対して、

ヒトゴトでもない何かを感じ、

好奇心のような気持ちを抱き、想像するのかもしれない。


もしも自分がその事件の被害者だったら。

もしも自分がその事件の加害者だったら。


しかし、所詮は浅い想像力。

少なくとも私には、限界がある。


想像が行き詰まり、

自分の理解の範囲内では手に負えない所まで来たとき、

「信じられない」

「可愛そうに」

「ありえん」

そんな結論をつけて、私は日常へ帰る。


小説には、その足りない想像力を助けてくれる力がある。


今回の『三面記事小説』には、

過去に見たことがある記事の、

(設定はかなり変えてあったりするが)

取り巻く環境を想像するにあたっての

自分自身の不足を、存分に充たしてくれる力があった。


普通なら

「私ならこんな事は絶対にしない!」

と思ってしまうような

加害者の感情にさえも引き込まれてゆくのは、

筆者が、どの人物に対しても、

愛情を持って描いているからなんだろうなぁ、と思った。


そして、

ちょっとした歯車の違いで、

被害者は加害者に、

加害者は被害者に、

いつでもなり得るのだということを感じた。




あとがきにもあったが、

どの話にも、テーマとして、

『家族』というものがあるらしい。


確かに、六つの短編を興味深く読みながら、

自分の家族、自分の家庭というものについて、

おぼろげながら思い続けていた。


母と二人暮らしの私にとって、

最後に掲載されていた『光の川』という話が、

個人的には一番身につまされた。


勿論、母はまだピンピンとはしているが。




勝手に独断!五段階評価:★★★★☆



トリオリズム (小学館文庫)/叶 恭子
¥580
Amazon.co.jp


ナニゲにブログをお気に入り登録している、

『叶姉妹』の、オネータマの本。


前から一度読んでみたいと思っていた所、

本屋を物色していた際に

文庫化されているのを見つけたので、

即行で衝動買いしましたアップ



ここに綴られている出来事が、

事実なのかフィクションなのかを論ずるのは、

愚の骨頂。

(本のはじめに一部フィクションもあると

 書いてあるしね)


ここは、素直に世界に浸りたい所。


タイトルの『トリオリズム』(3P)からして、

三面記事的要素に興味が全く無い、

と言えば嘘になりますけど。

(恭子さん的には、3Pも三面記事的なものでなく、

 あくまで愛の表現手段の一つのようだが)




俳優にしろ、歌手にしろ、タレントにしろ、

その域を極めている人が、私は好き。


そんな点で、叶姉妹もまた、好きな有名人の一組。




愛やお金、性にまつわる数々のエピソードから、



『己を知り、己の信じた道を行け』


そんな恭子さんのメッセージを感じました。




私自身、若かった頃に比べると、

いくらか道筋も見えてきたようにも感じるが、

まだまだ迷いも多く、ブレも多いお年頃。


自分の道とはどういうものだろうかと自問自答、

それを見つけるには、

冷静に自分を見つめる事も大切なんだと、

改めて考えさせられた本だった。


(余談ですが、

 自分探しだと称して旅に出ても、

 そんな所に

 『本当の自分』などは潜んでいるはずもなく、

 日常に転がっているものだと、私は思う。)




以前、このブログにも当時の感想を記載しているが、

似たような?系統の人の本で、

杉本彩さんの本を読んだ事がある。


TVで見る彼女の事は好きだけど、

著書の内容は違和感バリバリで、

いまいちピンと来なかったが、

今回の本は、全く違う世界の事ながら、

浸透度の高い化粧水のように、

スッと肌になじむのを感じた。


清々しい程に潔く、

強い生き物(サイボーグ?)・叶恭子を、

存分に堪能させていただいた。


特に、ヴァギ ピー の鍛え方の項では、

大きな感銘を受けた。


ぃゃぁ、あそこまですれば、

立派としか言いようがない。


昔は鏡見ながら一人遊びは定番だったけど、

ここ数年はまったく鏡とは無縁になったもんなぁ。


・・・久々に使ってみるかw




あと、隣でカレシは「怖い」とビビっていたが、

巻頭のグラビアもビューティフォーでしたブーケ1




宵山万華鏡/森見 登美彦
¥1,365
Amazon.co.jp


ファンを公言し、

某SNSサイトのファンコミュのオフ会常連のくせに、

去年の夏に発刊された本を、

最近になって、読了(正確には今年の9月頃だけど)叫びあせる


基本、本は図書館で借りて読むことが多いのですが、

最近はすっかり人気作家さんなので、

貸出中が多くて手に入らないのだもの!

・・・と、言い訳をしてみる。


京都の祇園祭りの夜を、様々な視点から描く短編集的な一冊。


オバカな話、神秘的な話、切ないようなお話、

それぞれの話がそれぞれの意味を持ち、形を成し、

やがて、全体像が見えてくる・・・タイトル通り万華鏡のような小説。


短編のそれぞれの主人公達が、

話の中でリンクしていくパターンは、最近よく見かけますが、

モリミ氏は、特にこの手法が大変お上手だと思います。


一冊の本の中でのリンクはよくあるけれども、

モリミ氏の場合は、一冊の中だけで終わらない。


独特の世界観は勿論のこと、

他の小説に出てきた登場人物が、他の小説にも現れ、

「あれ?コレって、あの小説の***サンじゃね?得意げ

と、思わずニヤリとしてしまう場面が多々あるのも魅力。


・・・もちろん、今回の小説にも(以下、ネタバレ?ぽいので省略w)




個人的には、

『宵山金魚』と、『宵山劇場』の、

モリミ節炸裂な2作が好きw