今回は最終巻を迎えた氷結鏡界のエデンをご紹介です(^O^)/
最後はなかなか良かったです。ユミィが健気ですね。
キーワード
氷結鏡界・・・人類の脅威である穢歌の庭（エデン）を封じる氷の結界。世界で五人の巫女と皇姫のみが扱うことができる。千年間、一度も破られたことのない究極の沁力結界。
幽幻種・・・穢歌の庭に住まう未知の存在。本当に生物なのかも分からない全身が魔笛に包まれた霧状の「何か」。人間と浮遊大陸に明確な敵意を持って襲撃してくるが正体は不明。また核晶と呼ばれるものがあり、破壊されると消滅する。
沁力・・・人が生まれながらにして持つ奇跡の波長であり、魔笛と真逆の力を持つ。「世界に沁力を沁みわたらせる力」から沁力と呼ばれ、幽幻種を倒して魔笛を浄化する唯一の手段でもある。
魔笛・・・幽幻種だけが持つ特異の力。猛毒・精神破壊・物質壊死など、浮遊大陸のあらゆる物質と生物
を浸食する呪詛の波動。沁力によってのみ浄化することが可能となる。
巫女・・・天結宮（ソフィア）と呼ばれる塔の頂上で、氷結鏡界の祈りを捧げる少女たち。皇姫サラを頂点として世界に五人しか存在しない彼女たちは浮遊大陸を守護するその役割から人々に女神のように敬まれている。また皇姫サラに次いで塔の中で階位が高いため普通の護士ではお目にかかれない存在。
千年獅・・・五人の巫女たちが自ら選ぶ、浮遊大陸でも最強の護衛たち五人。常に巫女と行動して、窮地には自らの命をかけて彼女たちを守るのが使命とされる。ユミィの千年獅になるのがシェルティスの最終目標でもあり、三年前のシェルティスは千年獅候補の錬護士の階級にいた。
シェルティス・マグナ・イール（ドラマCDではcv阿部敦）
主人公。17歳。3年前まではユミィの千年獅を目指し、若くして天結宮の幹部級にまで上り詰めた護士で天才的な双剣使いだったが、大陸外縁の巡回任務中に大陸から穢歌の庭に落下。1年後、奇跡的に浮遊大陸に帰還するも、正体不明の魔笛を宿していたために天結宮から除名され、第二居住区に追いやられる。
巫女の沁力に匹敵する膨大な量の魔笛を持ち、旋律（メロディ）・魔笛第七真音律（エデン・コード）を所持する。大量の幽幻種の襲撃から天結宮を守りその功績をユミィやレオンたちの署名で推薦することにより天結宮に帰って来ることが出来た。
魔笛を宿しているため幽幻種の沁力と魔笛による反発を無効化することができるが、こちらも敵の攻撃を素通ししてしまうリスクを背負う。
性格は至って穏やか。周りの女性たちからは流されてばかりいる（弄られているとも言う）。
ユミィ・エル・スフレニクトール（ドラマCDではcv阿澄佳奈）
ヒロイン。17歳。現在、一番新しい序列第五位の巫女。5人の巫女の中では最も膨大な沁力量を持ち、洗礼系の沁力術式を得意とする洗礼の巫女と呼ばれるが、他の術式などは他の巫女と比べると苦手気味。
シェルティスとは幼馴染で、自分が巫女になった際には彼を自分の千年獅にすることを望んでいた。
しかしシェルティスが穢歌の庭に堕ち、強大な魔笛を宿してしまったため、二人の間にだけエルベルト共鳴が発生し、それが彼女らの間を遠ざける原因のひとつになっている。一方で、シェルティスの持つ魔笛第七真音律（エデン・コード）が沁力の術式の一つにある第七天音律（ソフィア・コード）似ていることに気付き、解呪の方法を探っている。
また、禁断水晶の最後の適格者であった。
モニカとは巫女見習い時代の先輩後輩関係であり、「モニカ先輩」と呼び今でも慕っている。
次期皇姫候補とされているが、氷結鏡界を維持できるのは約700年とサラなどに推定されていて、その間の重圧や環境の変化に耐えていけるかを危惧されている。シェルティス曰く、料理以外の家事が壊滅的とのこと。
こちらが第１巻です。「対・穢歌の庭術式へ移行了承--第七天音律を結んでください」
結界を発動するよう要請された少女の頬を、透明な滴が滑り落ちる。
「シェルティス・・・・・わたしたち、本当にもう会えないの？」
結界の巫女・ユミィは、ある少年を、待っている。巫女を守る護士だった、幼なじみのシェルティス。大陸から堕ち、異端として追放された彼は、かつてユミィと約束していた---必ず君の隣に行く、と。
世界の理を体現する少女と、世界の理に拒絶された存在となった少年。二人の想いが錯綜する、重層世界ファンタジー、開幕！
第２巻です。ユミィとシェルティスのお二人は映えますね♪
第２巻はシェルティスが天結宮（ソフィア）に再入宮するお話。とモニカと言う少女に出会います。一方ユメルダ教官はシェルティスの正体に気づいている素振り!?
世界の理に拒絶された少年が、世界の理を体現する少女を守るすべを探す、重層世界ファンタジー。
第３巻です。三人目の隊員候補生華宮が登場するお話。絶望的な戦闘でなおも黄金のマハに挑むシェルティスを華宮は見つめる。あなたは、あなたを信じる人を・・・信じられるのですね。
世界の理に拒絶された少年が絆を奏でる、重層世界ファンタジー。
第４巻です。守るんじゃなくて、一緒に戦う・・・それが僕の新しい戦い方だから。シェルティスは今まで一人で戦って来た。シェルティスはモニカ・華宮達と選抜戦に出ることになったシェルティスは己の弱点と向き合う事になります。
変革する世界で、少年を想い少女が歌う、重層世界ファンタジー。
第５巻です。「巫女としてじゃなく、幼なじみとして何もできないことが悔しいの」
真夜中に突然部屋にやってきたユミィを前にシェルティスは微笑む。
ユミィが頼ってくれる、それだけで僕は十分だから。
己の”絶対の聖域”を守るために闘う、重層世界ファンタジー。
第６巻です。「弱く約立たずの巫女が、希望を与えるような事を口にするな」
冷たく響くホルンの言葉にユミィは決意をもって答えた。
「もし、私が負けたら---------あなたの言うとおり巫女をやめます」
強さと弱さの意味を求められる重層世界ファンタジー
第７巻です。「世界を構築する鍵。空白（イグニド）のこと、あなたの魔笛のこと、第七真音律のこと。
全てを教えてあげる。あなたの望む真実も、あなたの望まない真実も」
満面の笑みを浮かべ、空白は歌うようにシェルティスに告げた。
「あなたにはすべてを知って---絶望して欲しいですからね」
穢歌の庭に堕ちたシェルティスの”真実”が明かされ”みえざるもの”の実在証明が求められる、重層世界ファンタジー。
第８巻です。「シェルティス、思い出して。天結宮の錬護士であったあなたは三年前、穢歌（エデン）の庭に転落していくユミィを庇って助けた代償に自分が穢歌の庭に落ちてしまったのですよ」
異篇卿空白（イグニド)によって告げられた事実に混乱する天結宮。
生死不明のレオン、狙われる春雷、バラバラになった部隊の思い、そしてシェルティスに新たな試練が降りかかる--
少女の選択が壊れた絆を取り戻す、重層世界ファンタジー。
第９巻です。「単純この上ない二択です。このまま穢歌の庭の扉が開ききって浮遊大陸が滅亡するのを待つか、それとも、ありとあらゆる犠牲を覚悟のうえでセラの虚像と戦うか」
氷結鏡界を突破した三体の強力な幽幻種----「セラの虚像」。
絶望の中で少女の祈りが世界を守る重層世界ファンタジー
第１０巻です。虚空に穿たれた小さな亀裂。それは幽幻種を穢歌の庭に還すために開かれた扉だった。
その身に宿す魔笛が呼応し引き寄せられるシェルティスと、彼を救うべく手を差し伸べた天結宮の巫女ユミィは穢歌の庭に堕ちてゆく。彼の地に満ちる濃密な魔笛と無数の幽幻種たちその先にあるものは---
「あなた次第です。このままでは二人が浮遊大陸に戻ってくる可能性はゼロなのだから」
異篇卿イグニドがモニカたちに語る、穢歌の庭に堕ちたシェルティスとユミィを待ち受ける運命とは---
強き決意が奇跡へと昇華する、重層世界ファンタジー。
第１１巻です。天結宮に突如として出現した幽幻種の群れ。護士が、巫女が、千年獅が、そして皇姫自らが戦線に立つと言う総力戦のさなか、奇妙な情報が走る---巫女ユミィが”ふたり”いる!?
あるべき世界を選択する、重層世界ファンタジー。
第１２巻です。氷結鏡界が音をたててきしむ。結界の鍵を異篇卿・イグニドに奪われ、幽幻種進行は時間の問題だった。皇姫サラが下した決断、それは少数精鋭による追撃戦と、護士たちの総力を挙げての浮遊大陸防衛戦。サラに率いられ、巫女、千年獅、そしてシェルティス、ユミィがイグニドを追う。
氷結鏡界か楽園幻想か。重層世界ファンタジー。最終局面！
第１３巻（最終巻）です。「第七真音律は、すべての魔笛を消滅させる鍵。だけど・・・」
穢歌の庭で向き合うふたりの少女。ひとりは皇姫の後継者として、祈りを詠う使命を帯びて。ひとりは愛する人を救うため、世界を敵に回して。同じ想いだったはずの鏡を介した実像と虚像。そして、第七真音律を帯びた少年、シェルティスは穢歌の庭を進む。最愛の人を守るという想いを叶えるため---
浮遊大陸で希望を胸に抗うものたち、穢歌の庭より悲哀の遠吠えをあげる獣達、その戦い。魔笛を宿した少年、沁力を持つ少女、ふれ合うことのできないふたりの約束。すべての願いと戦い。決意と希望が交差する重層世界ファンタジー。終曲！
ドラマCDです。発売日前にアニメイトで予約しようと思ったら商品の取り扱ってないって言われたんだよねw(^_^;)
小説第１巻の内容となってます。
カレー作りのお話もありますよ。みんなずれてますが(^_^;)一番ヤバイのは意外なユミィですwwまともなのはシェルティスだけですねwユミィのは死ねるなwでは($・・)))/