市長である私の「古戦場公園への古民家移築中止判断」は、教育委員会の職務権限を侵害する越権行為だと議員から指摘されたことを発端に、文化財だけでなく、スポーツ、生涯学習、文化の家などの事業でも同様の課題があると分かり、検証が行われていました。
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検証により、平成25年7月から10年以上に渡り間違った状態で市政が進められてきたことが判明したため、私は次の9月議会に「長久手市部設置条例」の改正案を提出します。文化財、スポーツ、生涯学習、文化の家などの事業は教育委員会の権限に属する事務でしたが、平成25年7月から現在も市長部局の分掌事務として明記されています。決裁権は本来教育長にあるはずでしたが、市長部局で決裁を完結していました。このような市役所の体制が古民家事業を市長部局の仕事だと皆が思い込んだ一番の理由だと思います。9月議会で正しく修正し、私はようやくスタートラインに立てる気持ちです。

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