今日は、教育福祉委員会+予算決算委員会教育福祉分科会が開催されました。私は総務くらし建設委員会の委員なので、長久手市議会のホームページからライブ配信で見ていました。

教育福祉分科会で審査していた補正予算に「若年がん患者在宅療養支援事業助成金」が新規事業として計上されています。0~39歳のがん患者の在宅療養を支援するため、在宅サービスの利用料、福祉用具の貸与及び購入にかかる費用の1カ月あたり総額の9割分(5万4,000円上限)を助成するものです。8月1日から開始予定で、令和5年4月1日までさかのぼって対象とするそうです。

以下は、令和3年9月議会一般質問での私の質問と部長の答弁です。県が2分の1を補助してくれることになり、このたび実現することになりました。

(令和3年第3回定例会会議録から引用)
【質問】
介護保険制度の対象にならない40歳未満のがん患者の方の在宅療養を支援するため、訪問介護の利用料助成や福祉用具の購入費、レンタル料助成、住宅改修費助成などを行いませんか。

【福祉部長答弁】
20歳以上40歳未満のがん患者の人は、40歳以上で対象となる介護保険サービスや、20歳未満で対象となる小児慢性特性疾病医療費の支給に該当せず、国の制度のはざまにあると認識しています。若年者の在宅医療の支援については、名古屋市で訪問介護の利用、福祉用具の貸与等の費用に対する支援助成制度を、平成30年度から開始しており、平成31年1月に視察を実施しています。引き続き、先進自治体の実施状況等を参考にし、関係部署が集まり研究していきたいと考えています。~引用終わり~

がん治療で髪の毛が抜けた際に使用する医療用ウィッグ、乳がんで胸を切除した際に使用する乳房補整具の購入費助成については1年前の6月議会で実現しました→こちらをクリック