朝日新聞のtelling,さんで書評の連載コラムをスタートして1年ちょっとなのですが、
前回はこちら。
乃木坂48の高山一実さんの小説『トラペジウム』を紹介させていただきました。
↓よかったらコラム読んでくださいませー。
書評コラムというと、好きな本を紹介しているように見えるかもしれないのですが、
好きな本と、紹介しやすい本って、結構違うなあと思ったりしています。
私は好きだけど、好きな理由をかけないから紹介できないなという場合もある。
好きな理由を書けないというのは、その理由が個人的すぎるという意味ではなくて。
個人的すぎるのはいいのだけれど、それに普遍性を持たせる原稿の書き方が思いつかない場合。
個人的な感想を深掘りして、誰かの井戸とつながるような文章を書けないなという場合。
あと、わりと、「この本、ひどいなあ」と思った本ほど、気づきが多くて、原稿は書きやすかったりするのですが、ひどいなあと思った本は紹介できないので、書けない。
それに加えて、telling,はミレニアル女子媒体だから、年齢的にあまりにもずれているものは、紹介しにくい。
というわけで、だいたい、読んだ本の4〜5冊に1冊くらいしか、コラムにできないなあと感じます。
候補の本を読むだけでも、けっこう、息もたえだえですが、この連載がないと読まなかった本もたくさんあるので(この『トラペジウム』もまさに)、頑張って続けたいと思っています。
んでは、また。
さとゆみでした。
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