ヤブコウジ | 里山おやじのブログ

里山おやじのブログ

ブログの説明を入力します。


里山おやじのブログ-ヤブコウジ


ヤブコウジ科。常緑小低木。樹高は10cmから20cmほど。

 林内に生育し、冬に赤い果実をつけ美しいので栽培もされる。別名、ジュリョウ(十両)。

 正月の縁起物ともされ、センリョウ科のセンリョウ(千両)や、同じヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)、マンリョウ(万両)と並べてジュウリョウ(十両)とも呼ばれる。寄せ植えの素材などとして使われる。


 平針の里山では、地下茎で増えていくので、明るい場所で群生して密な群落を形成していた。コナラなどの広葉樹林域の雑木林に広く生育していた。色に乏しい冬期に赤い果実が美しかった。

 正月の飾りものとして使われることもあり、別名からも重宝された。

 地面近くに果実があるので目立たないが、冬の食料欠乏期には鳥達の貴重な食料であろう。植物と動物、互いに支えあい、繋がりあって生態系をつくりあげていた。


ペタしてね