キタキチョウ | 里山おやじのブログ

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里山おやじのブログ-キタキチョウ
      ↑キタキチョウ交尾


シロチョウ科。

 草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。

従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(南西諸島に分布)とキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難。

 前翅長は20-27mm。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしている。前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点がある。夏型と秋型がある。

 幼虫の食草はネムノキ、ハギ類のマメ科の植物で、成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。早春には活発に飛び回る姿が見られる。


 平針の里山では、休耕田でよく見られた。マメ科のクサネムが繁茂していたためであろう。また、田んぼは丘陵地南側に位置し、北風をよけ、暖かであったためであろう。越冬蝶の一つで、冬でも暖かい日は見ることができた。

 耕作されることの田んぼが、生き物のためになっていた。命のつながりの不思議さを感じさせてくれる。しかし、開発された土地では、そんな自然さえない。


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