その後の育児を積極的に行えなくなった医者の一言 | 助産師カフェSumiのブログ

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少しいい加減でおっちょこちょいなさっちゃんがお仕事で感じたこと、経験したこと、感動したことなど自由に書いています。
お産も母乳育児もひとそれそれ。自分らしい出産や育児ができるといいなと日々思っています。

 

ラブラブママと赤ちゃんの味方ラブラブ

助産師の星さっちゃん星です。

 

遊びに来てくださってありがとう

ございますニコニコ

 

30年間の助産師の経験をもとに

妊娠・出産・育児にまつわるお話

を気の向くまましていきます。

 

 

さっちゃんをもっと知りたい方

ガーベラプロフィールご覧くださいガーベラ

 

 

 

 

こんにちは、さっちゃんですニコニコ

 

 

 

 

これは、私の知人の話

 

 

 

お産の時に

 

 

「我慢できないんでしょ!!

 

 

といわれた。

 

 

それも淡々と、

 

 

全く話を聞くことなく。

 

 

 

 

医師に言われた一言で自己肯定感を

なくしその後記憶がないくらい

産後つらい時期を過ごしたそうガーン

 

 

 

 

 

 

 

 

予定日になってもっ陣痛こないし、

誘発しようって話になり

点滴誘発を始めたそう。

 

 

 

 

しばらくすると

途切れなく陣痛がきて

 

 

息ができなくなるほど苦しいし、

おしものほうが張り裂けるほど痛く

なってきたんだって。

 

 

 

 

 

そこで、ナースコールして

 

その状況を伝えたら、

 

 

医者から言われたのは上記の言葉・・

 

 

 

 

 

そしてその後すぐに点滴は中止され、

 

 

 

痛みに弱い妊婦として

手術の適応にパック

 

 

 

 

翌日帝王切開になった彼女は

 

 

何か言うとまた、ダメな褥婦と

思われるのではないかと思い

何も聞けず、術後の傷の痛みにも

耐えるしかなかったようです

 

 

 

 

 

実際のところつらすぎて

入院中の記憶が何もないそうですダッシュ

 

 

 

 

 

 

 

つらい記憶というのはその人を

守るために

消去されるものなのですねショボーン

 

 

 

 

 

だから、彼女は子育ても前向きに

とらえることができなかった。

 

 

 

 

常に自分はだめな母親なんだと

思い込んでキラキラ

 

 

 

二人目も産める自信がなかったそう。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

そして5年ほどたったころ、

やっと乗り越え二人目妊娠ラブラブ

 

 

 

 

 

 

二人目を産んだ病院は

彼女に一つ一つ寄り添ってくれて、

とてもいい思い出に残るお産が

できたそうです飛び出すハート

 

 

 

 

 

その経験から彼女は産後のお母さん

たちに寄り添う看護師になりたいと

今は産婦人科で働いています。

 

 

 

 

産後のお母さんから信頼も厚く、

彼女に感謝して退院されるお母さん

も数多くいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前後の女性の体や心は

デリケートになっています。

 

 

五感は研ぎ澄まされ、いろんなこと

に敏感に反応

 

 

心もハイになったり、

落ち込んだりと忙しい

 

 

 

 

これは、生物学的に

 

自分の子供を守るため

 

必要なことなのです。

 

 

 

 

 

野生動物でも

母は、外敵から我が子を

守るために敏感です

 

 

 

 

 

 

毎日毎日自分の子供を守るために

必死なお母さんたち。

 

 

 

 どうか、ママたちが肯定的に育児を

スタートできるよう

助産師の役割は大きいなと

感じるさっちゃんでした義理チョコ