コロニアル屋根のトタンの一部が落ちてきた・・・??
始まりはこのようなご相談でした。
どんな状態で落ちてきたかと言いますと、強風にあおられ飛んできたという事です。
では、なぜ突然に飛んでしまったのか??
ここが今回の工事につながります。
いろんな工事の案があったのですが
今回の工事では、コロニアル屋根の塗り替えご提案にて
塗装工事と共に、棟板金の交換工事をご提案させて頂きました。
棟板金とは、どんな部位かと言いますと、屋根の上の部分にあたる部位です。
この場所というのは、屋根工事にあたって一番最後に取り付けをされる部位であり
例えば、屋根全体が痛んでいると仮定して、一番最初に被害を受ける場所でもあります。
年数が経ちますと、やがて釘の緩み出します。
どうして緩むのかと言いますと、下地材に関係してくるのですが
下地材に木材が使用されていると、ちょっとした雨水の吸い込みなどにより
木材の腐食が起こります。
当然、固定してある板金の釘も「効かない」状態になりまして、劣化が進むと
強風などで板金部分が飛んでしまうという事例が後を絶ちません。
【今回の工事内容】
・屋根の塗り替え
・板金部分 交換工事(下地材を木材⇒ハイブリット素材へ)
・新規換気棟の設置
屋根の洗浄後、棟板金を撤去しました。
すると、このような木材の下地が顔を出します。
場所によっては、腐食も進んでいる箇所もあり、そのような箇所では釘の抜け、緩みがある状態です。
今回は、この下地材を 木材 ⇒ ハイブリット素材へと交換します。
ハイブリット素材の特徴は、腐食のしない樹脂製のものですから経年劣化は起こりづらいと
されています。ケイミューのタフモックを使用しました。
↑ 下地材の上に棟の板金金物を下から順番に取り付けして、この工事の納まりとなります。
そして
今回の工事では、もう一つ換気棟の設置工事も同時に行っています。
この工事は天井裏の空気循環を促すために、屋根に特殊な換気の棟を取り付けしました。
屋根のトップに開口部を設けました。この部分に換気棟が設置されます。
しっかりと雨終いの金物を取り付けして、この上に専用の被せモノをします。
各所のコーキングを行い、この工事の完了となるのです。
下地材にタフモック(ハイブリット樹脂)を使用することで、腐食の心配はなくなります。
また、換気棟を設置することで建物天井裏の空気循環も改善する事でしょう。
もし、屋根を塗り替えされる際に20年以上経過している、木材下地材を使用されている屋根や
釘の抜けがあらゆるところで見られる屋根などは、棟板金及び、下地材の交換をお勧めします。
↓ この棟交換が終わった後、タスペーサーを装填して塗装工程となります。
とても落ち着きのあるブラウンで仕上げました。 これで屋根も一安心です
~私たち佐藤塗装店は、屋根の棟交換、換気棟設置も施工する塗り替えの専門店です~
東京23区、川崎市、横浜市の「塗り替え専門店」
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お応えできるように、スタッフ一同 頑張っていきたいと思っています。
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