男女の『脳』 | 諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

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親子カフェを夫婦で経営中。教諭と保護者、両面の視点から育児についてお話しします。

こんにちは。
名古屋市西区の親子cafe『cafemini』の笹岡ありです。

今回のお話は… 『男女の脳』について。
男の子を育てているママがよく口にする言葉…それは、
『男の子は育てにくい』
『行動の意味が理解できない』
『勝手に何処かに行ってしまう』
『何を考えているか分からない』
です

特に、『何を考えているか分からない』と聞く機会が多いです。
なぜ…??その答えは簡単で、ママと息子は性別が違い脳の構造も違うからです
赤ちゃんの頃は、性別なんて関係ないとおっしゃる方もいますが、産まれてきた段階で、すでに男女それぞれの『脳』を持っています。
そこで、お互いの『脳』のお話ですが、
boy男の子の脳は…右脳と左脳をつなぐ線が細く、お互いの情報が交わりにくくなっています。
長女C女の子の脳は…右脳と左脳をつなぐ線が太く、お互いの情報が交わりやすくなっています。

こういった事から、男の子は、奥行きや三次元の空間認識が高く、実際に高い所に登って確かめたい!飛び降りてみたい!ハイハイで遠くまで行きたい!と、奥行きや空間で遊ぶ事が好きなのです。
女の子は、状況把握力が高く、場面を想像する事が得意で、おままごとなど人と関わって遊ぶことが好きなのです。

こういった違いがある事を知っておくだけでも、いつもと違った見方が出来ると思います
『あっ!この行動は男の子ならではなんだ~』と見守る事が出来たら、男の子育児が少し楽になるかもしれません。また、理解し難いな…と思う事も、同じ目線に立ってみると意外と楽しかったりしますよ♪

私自身、沢山の子どもと接していると、こういった脳の違いを目の当たりにすることが多く、面白いな~と感じます。
 1時間も黙々と電車を走らせる男の子、『いらっしゃいませ~』とキッチンでお料理する女の子、ひたすらボールを投げ続ける男の子、『一緒に遊ぼ!』と誘ってくれる女の子…一概には言えませんが、月齢を重ねるにつれ、はっきりと分かれてきます。
男女それぞれを尊重し、関わっていけるといいですね

※何故かカメラを向けると変顔をするように…

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