子どもの甘え | 諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

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親子カフェを夫婦で経営中。教諭と保護者、両面の視点から育児についてお話しします。

こんにちは。
名古屋市西区の親子cafe『cafemini』の笹岡ありです。

今回のお話は…  『甘えさせ』と『甘やかし』の違いです。
この2つの言葉の意味を間違えて認識したまま育児をしていくと、全てが子どもの思い通りになっていってしまいます。

例えば、靴の脱ぎ履きですが、普段は自分で出来ているのに『ママ、やって』と言ってきた時…
ママが『自分で出来るでしょ!』『早くやりなさい!』と返してしますと、子どものちょっと甘えたいな。といった気持ちが潰されてしまい、反抗的になってしまい、余計と履かなくなります

また、『じゃ、履けたらお菓子あげるね。』と物で釣ったりしてしまうと、靴を脱ぎ履きする度にお菓子をあげなくてはなりません

この方法ですと、『甘やかし』になります。
同じように、泣いたらおやつ、としてしまったら、子どもは所構わず泣くようになり、その結果、我慢が覚えられなくなります。

では、『甘えさせ』とは、どういった対応かというと、『ママやって』の言葉に対し『出来なかった?じゃ、右はママが、左は○○ちゃんね。』や、途中までやってあげるといった対応になります。
その甘えに対し、面倒くさいと感じる時もあります。忙しいのに!!とイライラする時もあります。
でも、ここで丁寧に接してあげれると、子どもは愛情を感じ、健やかに成長していきます。そして、親が子どもからの甘えに気づき、十分に甘えさせて育った子どもは、情緒が安定します。
子どもの健やかな成長は、どの親も願っている事です

お互い、子育てを頑張っていきましょう♪

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