共感 | 諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

親子カフェを夫婦で経営中。教諭と保護者、両面の視点から育児についてお話しします。

こんにちは。
名古屋市西区の親子cafe『cafemini』の笹岡ありです。

今回のお話は… 共感する事の大切さです。
『諭す育児』の中に、共感(一緒に感じ、一緒に喜び、一緒に悲しむ…)も取り入れていくと、子どもは、嬉しい!と感じ、人と関わる事の素晴らしさを体感します。また、親からの愛情も感じます。

例えば夫婦間でも、お互いの気持ちが同じ方向を向いていると、一緒にいる事に心地良さを感じます
子どもも同じと考えて下さい。
そして、諭す、叱る前に是非この共感を入れて下さい。
子どもは、叱られたいと思って行動するのではなく、多くは好奇心から様々な行動すると考えられます。

ですので、『~したかったね』と一度気持ちを組み、その後に『でも、こうした方が楽しいよ』と伝えていけるといいですね。

よく、滑り台を下から登る光景を目にしますが、この時も『下から登ったら危ない!』ではなく『下から登りたいね。でもね、滑ってくるお友達とぶつかるから階段からいこうね』と話してあげると、初めに子どもの気持ちを組んであげれる事になります。

でも子どもは『いや!!!』と叫ぶでしょう。そのときは、毅然とした態度で、『階段からだよ。』と促して下さい。『一回だけね。』としてしまうと、子どもは次から必ず、叫ぶことになります。

諭す育児、共感の育児というと、子どもの気持ちに寄り添わなくちゃと考えすぎて、子どもの思うままに行動してしまう方もいますが、そうではありません。
いけない事は、いけない!と言った事を伝えていく必要があります

なぜいけないかを端的に諭していけるといいですね

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