税理士試験3年目編【4】 〜本試験!〜 | 40代の税理士試験 挑戦の記録

40代の税理士試験 挑戦の記録

2019年に税理士事務所に転職し、税理士資格取得に挑戦。

地獄のような試験勉強の日々の記録を残します。

2022年8月。

税理士試験の消費税法本試験当日。

こいつさえ合格できれば、税理士試験は終了です。

 

 

試験開始2時間前に会場入りしました。

 

おそらく教室は財務諸表論の本試験の真っ最中。

 

知り合いが財務諸表論を受験しているはずですが、なんとなく会うと気まずいため、会場近くのベンチの端っこで小さくなって、間違いノートをちまちまと読みふけっていました。

 

 

 

 

あっという間に消費税法の本試験開始の時間。

さすがに緊張します。

 

 

試験開始!

 

 

試験官の合図とともに問題用紙をめくります。

この一年間はこの日のために。

全てをぶつけてやる。

 

 

 

まずはセオリー通り計算問題から。

問題用紙をみると2問構成っぽい。想定通りや。

 

ただ、問1の納税義務の解答用紙が3枚もある。

これはかなり時間とられるやつ!

 

問2は簡易課税っぽい。

 

 

・・・。(5秒悩む)

 

 

問2からやっつけよう。

ふむふむ。食パン屋さんの消費税額の計算ね。

あー、お腹減ってきた。

 

 

かりかりかりかり。

 

とりあえず、納税義務、簡易課税制度の適用判定、課税標準額(事業区分を含む)の計算おわり!

 

時間をみると、ここまでで25分経過。

 

問2の計算用紙5枚中1枚だけしか埋めてないけど、配点の8〜9割は1枚目に集中しているはず。

問2を解くのはここまでや。

ここらへんの思い切った取捨選択は経験者の強みや!

 

 

 

さあ、複雑な納税義務が予測される問1です。

 

問題を読みます。

 

 

・・・。

 

あ、これって事後設立の問題やん。

模試とかで解いたことはないけど、テキストの端っこに「事後設立は分割」って書いてあった!

さすが2年目!

新設法人、特定新規設立法人とみせかけたひっかけ問題や!

(※本当はひっかけ問題ではない)

 

ここは解くしかない!

 

 

かりかりかりかり。

 

よし、納税義務おわり。

ここまででトータル45分。

ちょっと時間かかった。

一気に仕入税額控除まで仕上げるやで!

 

 

かりかりかりかりかりかり・・・・。

 

 

っと、ここで時間確認。

トータル70分経過か。

名残惜しいけど、計算問題はここまでや。

 

タイムマネージメント重視!

 

 

理論問題の問1(ベタ書き)を確認します。

 

 

・・・・・・・。

 

むほー!!

 

これ「特定課税仕入れに係る対価の返還等を受けた場合の税額控除」と「価格の表示」やんけ。

大原の予想ではBランクとCランクだったやつや。

 

でも、安心してください!

完全に暗記しています!

 

 

かりかりかりかりかり・・・・。

 

 

ここまで順調な気がする。

あとは問2の事例問題や。

小問が5問。

どれどれ。

 

・・・・・。

 

いける。この問題ならいける!

残り時間は25分。いそげ!

 

 

かりかりかりかりかり・・・・。

 

 

一気に小問1〜3までを書き上げる。

と、ここで違和感が。

 

 

 

 

あれ、小問3と小問4が同じ問題?

 

 

 

 

・・・・・?

 

 

 

 

問題用紙と解答用紙を見比べてみると、

小問3を飛ばして小問4を先に解いてしまったみたい。

しかも、小問4の解答を小問3の解答欄にびっしりとボールペンで書いてしまっている。

 

がーん。

 

 

残り時間は10分。

 

 

ま、しょうがない。

小問3の解答を全部修正テープして、書き直している時間はない。

ボールペンの試験だから試験官も大目にみてくれるはず!

 

気を取り直して、小問3の答えを小問4の解答欄に書く。

そして、昨年の本試験同様に

「小問3と小問4の解答は逆です。申し訳ございません」

とメッセージを書きました。

これが、のちに大きな後悔につながるとは・・。

 

 

さぁラストスパート。

かりかりかりかり・・・。

 

 

試験終了!

 

 

 

あー!終わった!

時間配分はばっちりや。

なんとなくいける気がするー!

少なくとも前年より全然できたー!

 

 

とここで、解答欄を間違ったことが気になってきました。

い、いちおう大原の先生に聞いてみようかな。。

 

試験会場からホテルに向かいながら、大原の消費税質問窓口に電話してみる。

 

 

大原の人「消費税法の先生たちは本試験の分析のために全員出払ってます

 

 

まぁそうですよね。

今更聞いたところでどうしようもないし、まぁいっか。

 

 

この時点の総評としては、手応えあり。

とりあえず、本試験が終わったことを祝して一人で居酒屋に駆け込むのでした。

 

つづく。