税理士試験4年計画を達成すべく、大学院進学を志望することを決めました。
さて、最初の決めることは、どの大学院を志望するか。
田舎在住の私の選択肢はとても限られていました。
まず、通学可能圏内に税法免除に対応した大学院がありません。
地理的に最寄りの税法免除対応の大学院に行くためには、車か高速バスで片道3時間ほど。
通学費だけでも年間数十万。ホテル代などの滞在費を考慮すると、学費と合わせて2年間で500万円以上かかる計算となります。
とても無理。
そのため、進学を目指すのは通信制の大学院の1択でした。
税法免除に対応した通信制の大学院は当時2校ありました。
一つが、通信制大学院として税理士受験生界隈で有名な東亜大学院。
もう一つが、LEC会計大学院です。
入試の概要を調べてみると、東亜大学院は論文試験のみ。
一方、LEC会計大学院は研究計画書の提出が必要でした。
入試の願書提出まで1ヶ月を切っている状況で、税法に関する研究計画書を作成することは無理です。
作り方さえ知らんし。
消去法により、受験する大学院は東亜大学院に決めました。
とはいえ、東亜大学院は私の今の状況にぴったりの選択でもありました。
メリットとしては、
①通信制のため、働きながらでもOK
②法学専攻でありながら、法学部出身でなくても入学OK(私は理系大学出身)
③入学時に研究計画書を出さなくてOK
④入学生の大部分が税理士試験の税法免除目当て
⑤卒業生の税法免除率100%(税法免除の可否は国税審議会が決めるため、税法免除対応の大学院を卒業したからといって、必ず免除される訳ではありません)
デメリットとしては、
①学費が国立大学院と比べて割高(2年で200〜250万円)
②入試倍率が高い(3〜4倍)
③卒業率が低い(60%前後)
狭き門ではありますが、挑戦する価値はあります。
いや、4年で税理士資格を取得するためには挑戦するしかありません。
次の税理士試験の本試験までまだ8ヶ月。
今は東亜大学院の入試対策に全力を注ごうと決めました。
いざ、論文試験マスターへ!!
でも、論文対策って何をやればいいの?