税理士試験1年目編【7】 〜降臨〜 | 40代の税理士試験 挑戦の記録

40代の税理士試験 挑戦の記録

2019年に税理士事務所に転職し、税理士資格取得に挑戦。

地獄のような試験勉強の日々の記録を残します。

さぁ本試験直前です。

 

模試で安定した成績を出せるようになってきましたが、

合格確実というには、少々物足りないレベルです。

 

 

しかし、新しいことに取り組む余裕はありません。

計算問題対策は、毎日過去問を1問は解く。

理論暗記は、テキストとメモリーツリーを見比べながらひたすら暗唱する。

 

 

目指せ!現状維持です。

 

 

特に本試験1週間前は

何もしない時間を作ると、緊張してしまうため、

空いた時間は精一杯勉強に費やし、泥のように眠るように心がけました。

 

 

この頃の1日の生活パターンを振り返ります。

 

7時半起床

8時半出社

昼休みは10分で昼飯を済ませ、残りは昼寝

17時退社

20時まで夕飯、お風呂、子供と遊ぶ

20時〜午前2時 勉強

 

土日はもちろんフルで勉強です。

 

 

朝の方が勉強に集中できる人もいると思いますが、

私は夜型でした。

慢性的な睡眠不足でしたが、昼休みに昼寝を挟むことで何とか乗り切ってきました。

 

 

見て分かる通り、プライベートはほぼ勉強に全振りしています。

子供たちには随分寂しい思いをさせてしまったなぁと思います。

 

 

犠牲にしたものが多いからこそ絶対に短期合格したい

そのためには1回目の試験で2科目を必ず攻略してやる

と決意を固めていました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ本試験前日となりました。

 

税理士試験は、私が住む田舎の都道府県では開催されません。

受験予定の簿記論は試験初日の午前9時から。財務諸表論は同日の午後から。

前日、飛行機に乗って受験地に向かいました。

 

 

ここまで仕上げた簿記脳を休ませないために

旅行カバンには1回分の過去問を入れました。

 

 

ホテル到着後は、ルーティンとして取り組んだ過去問を解きます。

もちろん理論暗記もします。

 

 

適度に緊張はしていますが、体調はすこぶるよいです。

妻と子供たちの協力のおかげで無事この日を迎えられました。

 

午後10時。

普段、神頼みはしませんが、

手を合わせて神様に感謝をして、ベッドに潜り込みました。

 

 

 

すると不思議なことが起きました。

 

ベットに潜りこんだ瞬間、

頭が真っ白になって、神様が舞い降りました。

額に電卓を付けた神様はこう言います。

 

明日の本試験、リースの貸し手側の処理と本支店会計が出ますよ

 

 

 

ほんまかいな・・・。

 

眠気が吹っ飛びました。

たしかにリースの貸し手側の処理と本支店会計は若干苦手意識がありました。

跳ね起きてテキストを開き、

簿記神様が指摘した論点の会計処理を手帳に書き込んでいきました。

 

 

一通りの復習を終え、受験仲間に簿記神様のおつげをメールしようと思いましたが、

時間はすでに午前1時。

 

 

流石に迷惑かと思って再びベッドに潜り込みました。