「パンデミック」はまだ続いている(オーストラリアの冬)
より抜粋
① 日本では「全国的に感染患者の報告が増えている、が微増」だそうです。子ども達の夏休みが終わって感染者が急増しているという状況はまだ有りません。
これはおそらく学校での先生方の指導の賜物でしょう。うちの所でも、図解でしっかり説明が有ったらしいのですが、子どもが家で一生懸命に説明したそうです。先生の真剣さが子どもにも伝わっているようですし、本当にありがたい事だ。
先週の「新型インフルエンザ」の推定患者数は15万人だったそうです。 2週前が約15万人。先週が約14万人でしたので、ほぼ横ばいだと見られています。ただし、特定の地域で感染者が多くなっている状況も見られているそうですので、油断は禁物です。
感染拡大が遅れれば、国産ワクチンが使える様になります。ワクチン接種という安全なルートで免疫を獲得出来る人が増える様に、時間稼ぎをするのは大事な事なのです。
②「季節性インフルエンザ」でも休校措置がとられる日本の状況と、「新型インフルエンザ感染の患者が爆発的に増加していても休校措置が推奨されない」米国の状況では、どのレベルで被害の違いが出てくるのか、検証される事になるでしょう。
―との記載が有りました― 米国では親たちの仕事が止まってしまう、という理由から休校にならない、らしい。自己責任の国らしいといえばそれまでの事ですが・・・・
③本題:「健康な大人の、無意味な過剰警戒」の話の反対側。
ただの風邪だ、と侮る事なかれ
「新型インフルエンザの冬(パンデミックの冬)」をくぐり抜けたオーストラリアでは、まもなく「ワクチン接種」が始まる様です。良いニュースなのですが、オーストラリア連邦厚生相のNicola・ Roxonは「“H1N1新型インフルエンザ”の脅威は、まだ終わってはいない、今後どのように姿を変える事になるのか、現時点では予測する事が出来ない、ワクチン接種がウイルスに対する、価値ある予防手段である」と語っています。