善光寺の豆売り | 須坂動物園のくまひゃんのブログ

須坂動物園のくまひゃんのブログ

動物園の関係者では、有りませんが、生き物なんでも大好きです。新しいことは苦手ですが、豊富な人生経験。年の功が誰かの・何かの役に立てばとの思いでブログをはじめたのですが、気がつけば若い方に励まされてばかり、感謝、感謝の毎日です。

その1

今日は、話が長いんです・・・・・写真も勝手にお借りしました・・・・ごめんなさい、ペコリ

今年、善光寺はご開帳です。

とても広く大きな善光寺さん。らしき入り口に立つと、左に大本願、右に宿坊が並ぶ石畳を、50Mほど歩くと、まずは立派な仁王門があり、其処から仲見世通りがはじまる。

(余計な話し① かつて、最寄駅から歩いていったころは、誰もが門をくぐった右の駐車場の向こうに燦然と輝くの旗に、ついふらふらと誘惑されて・・・・・カキ氷をいただいた・・・・夏は、特に関所だったが、今はかつて程の賑わいはみられない。

今は(大切な話し徳1私は2度目はいらないし同じ意見お方も多いが)味噌ソフトが人気だ・・・・

仲見世通りも、むかしとは様相が大きく変わりました(かつては夕方~暗くなってもたくさんの観光客がお見えでしたが)今は6時を過ぎるころには、お客様もあまり見かけませんし、お店もシャッターが下ろされてしまいます。氷やさんだけでなく、変わり行く風物詩に思いを馳せながら、仲見世どおりを冷やかしつつ通り過ぎ、急に開けたかと思うと、前方に大きな山門が表れ、見上げると、一際目立つ「善光寺」の文字(たたみ3畳もあるそうだ)。左に大勧進さん、右に大きな六地蔵様をみながら、いよいよ本堂の入り口へと向かう・・・・・・

さて今回はこの山門をくぐったところに、いつも鎮座して居られた、

おばあ様のお話し・・・・・・

前置きなげくね~かい!!!



そんな、お話しをしようと、思っていた矢先

先日わにわに さんからいただいた、コメに善光寺の豆売りの、おばあさんの事が書いてあり???ちょっと、ビックリ!!

ドキッとしてしまった、くまひゃんです。

(余計かもしれない、お話し② 彼女のブログわにわに日和 の最近の記事に「きれいなおかあさん」という映画の感想がのべられていました。その中で彼女は、自分の言葉として「障害」ではなく「しょう害」という表現をされておられました。信に賛同するところであり、性格の良さを感じ、嬉しく思っています。)


実は、この山門大修理が行なわれていて、そのために、豆売りが中断しているとおもっていたのですが「マメもらえないと、ハト達は困るよね!?」知人のひとことが苦になり、検索してみたら・・・・

その一

Aさん 写真展 銀座 ライトパンフィルム より
須坂動物園のくまひゃんのブログ

善光寺にはたくさんの鳩がいる。鎌倉時代にはすでに住み着いていたのでは、という説も。寺と鳩は、長年の好みというやつで、切っても切れない縁になっている。本堂に掲げられた「善光寺」の額をご存知だろうか。「善」の字には、鳩のシルエットが使われているほどだ。
写真は善光寺山門脇の豆売りのおばあさん。豆は鳩用で、直径10センチほどの木の皿に盛られていた。一皿10円だったかな。

―中略―

これから50年を費やしてもいいから、世界遺産に胸を張って登録できるような善光寺にしてほしい。以前、写真の豆売りのおばあさんが見苦しいという意見があった。今はもうそのおばあさんの姿はないが、おれは見苦しいとはちっとも思わない。逆に善光寺らしい風景だったと思っている。RC三重塔が美しくて豆売りが見苦しいという感覚は、おれにはどうしても理解できない。

その2

風待月の庵 より

豆売りのおばあさん
須坂動物園のくまひゃんのブログ

 私が子供の頃から山門前の左右に1対の鳩の豆売りのおばあさんがいた。その時とまったく変わらない商売道具が並んでいる。ついたてとこたつ、豆を浸すためのバケツ、お皿。変わったのは豆の値段だけだ。どういうものかいつもふたりとも「おばあさん」だった。子供の頃見たおばあさんが生きているとは思えないから、どこかで交代があるのだろうけれど、いつ見ても同じくらい年取ったふたり組。「70歳以上に限る」という就職条件があるんだろうか。
善光寺の鳩もよく知っている。この台の上に並んでいる豆には冬場のえさのない時でも絶対手を出さない。・・・お二人を見ているとメアリー・ポピンズに出てくるウエストミンスター寺院の豆売りのおばあさんを思いだしてしまう。夕暮れになるとこの小さなこたつの中にすべての鳩をかくまっている・・・という幻想も悪くはない。

豆売りの声出さぬまま春炬燵


次回に続きま~す