森の中をぐねぐねと曲がりながら進む道。
この疑問を抱えながらもさらに車を走らせる。
牧場のある開けた場所に出た時、さっきの異様な 雲の原因が明らかとなった。
ブッシュフアイヤー(山火事)である。
遠くの方から悶々と立ち上がる煙が上空へと上がり、風にながされて雲の様な形になっている。
このブッシュフアイヤーはとても危険で、火がものすごい早さで森を広がっていく。
もともとオーストラリアの森が繁栄するための自然の摂理であるブッシュフアイヤー。
強い木々は生き延び、弱い木々は燃え尽き肥料になる。また、燃やされることで種子をばらまく植物も多々あり、オーストラリアの森にとって欠かすこ とのできない自然現象なのだ。
けれどもだからと言って、これに巻き込まれたらひとたまりもない。
ラジオなどで情報をチェックしながら車を走らせる。
10月15日
昨晩泊まった。キャンプ場。
ワライカワセミが近くまで寄って来る。
このキャンプ場で面白いものを発見した。
古い切り株から生えていた枝に注目してみると、同じひとつの枝から針葉樹の葉と広葉樹の葉が生えてきていた。
どちらかが寄生された状態のようだがなかなか珍しい。
今日の目的地はPEMBERTON(ペンバートン)という小さな村にある大きなアトラクション。
まずはインフォメーションセンターで情報収集。
この村の近くに3箇所あるアトラクションの うち2つに行くことに。インフォメーションセンターから車で5分ほどで着いたのが、GLOUCESTER TREE(グローセスター・ツリー)という木がある場所。
子供心くすぐられるアトラクションとは、、木登り!!
まっすぐ、そして太く育つオーストラリア原産の木KARRIの幹に鉄の杭が螺旋上に打ち込まれており、ここを訪れた人は自由に登ることができる。
ただし木登りといってもこのグローセスター・ツリーの高さは61mもある!!笑
そして木のふもとには「登る際は自己責任で」という看板。
「危ないけれど、自分の責任で楽しんでね」っていうのが日本にはなかなかない点だよね。
一度に9人まで登ることができるみたい。
たった今降りてきた、中国人風の人に聞いてみたら今は誰も上にいないとのこと。
一人ゆっ くり時間を取りながら登り始めた。
螺旋状の杭を手で握りしめ、足で確実に踏みしめなから登って行く。
気休め程度に木全体を囲う大きめの網がかけられているがあまり頼りにならない様子。
杭と杭との間が人が簡単にすり抜けられるほど隙間があるので、もしこれを踏み外したら、、、、と考えるとぞっとする。
ということで、慎重に登っていたら、後ろから誰か登ってきたー!
プレッシャーに負けて自分の命を危険にさらすことはできないので、ガンガン迫ってくるこの人にかまわず、その後もマイ ペースに。
杭が途中で梯子に変わり、木のてっぺん近くにはツリーハウスの様に枠組みや足場が組まれている。
そして頂上に到着!!
そして次の木へと向かった。次の木はここから車で20分ほど。
DAVE EVANS BICENTINNIAL TREE(デイブ・エバンス・バイセンティニアル・ツリー)と呼ばれる木に着いた。
ペンバートンの村の周辺には3つの登れる木があり、そのうちこれが最も高いもの。
なんと75mある!笑
まっすぐそびえ立つ姿は、 これから登ると思うと少し恐怖を覚える迫力。
登る要領はさっきと全く一緒で、幹に打ち込まれた杭を握りしめながら慎重に登って行く。
今回の木は一段と高い こともあって、中間地点に踊り場が設けられており、登る人降りる人の往来ができるようになっていた。
あまりにも高いのでこの中間地点で引き返すカップルと挨拶を交わした。
確かにビルを見下ろすのとは違い、風や木のかすかな揺れなんかも感じられて、自力で登ってきた実感と同時に恐怖も感じる。
慎重に足を進め、先ほどの木と同様に鉄の枠組みでできたゴンドラをはしごで登っていく。
今回はそのゴンドラが5、6階はあっただろうか、てっぺんまで長いように感じた。
そし て頂上に到着。
先ほどと同じような景色だが、木の葉と目線を同じくする景色はとても気持ちがいい。
足元を見ると地上にいる人たちがとても小さい。
おそらく鳥が見ている景色はこんな感じであろう。
一歩ずつ下りではより慎重に歩を進め、地上に到着。
子供の頃したのとは全く違う木登りを体験できた。
ペンバートンを離れ、さらに西へと向かう。
WIKI CAMP AUSTRALIAという、アップル向けのアプリケーションを使い、探したキャンプ場に到着。
今日は早めのテントの準備。
明日はここからすぐのワインの名産地マーガレットリバーへと向かう。
つづく。
更新が気まぐれ過ぎてすみません。。。。













