詩 『労働』 | イガラシ ソウル

イガラシ ソウル

ブログの説明を入力します。

労働• • • • •もう言葉が嫌いだ

できることならしたくない
いや、はっきり言ってやりたくない

働かざる者食うべからず
• • • • •と昔の人は言った

うるせえって思った

でも、今、働いた後に食う飯が美味い

あれ、俺、もしかして
社会に適応してる?
社会不適合者が代名詞だったのに

それは働いた後の飯が美味いからじゃない


本当はやりたくないことをやっているのに
仕事中、一瞬でも楽しいと思える時間が
あるからだ
何故だか、明日も仕事に行こうと
思えるからだ

労働は嫌いだ
ただ、労働している自分は好きだ


五十嵐聡