詩 『君のそばにいる』 | イガラシ ソウル

イガラシ ソウル

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46年間生きてきた

幼い頃から憧れていた
芸人になった

ウケない、売れない
敗北を叩きつけられても
僕は闘い続けた

それは僕の夢だから

僕は芸人という夢を一生
追いかけると思っていた

そこに突然現れた運命の人
知ってしまった、見つけてしまった
夢より大切なものを

君は五十嵐聡が
私の人生そのものと言った

僕は必死で言葉を探したが
君以上の言葉は何処にもなかった

ただ、僕は君に僕の人生を
捧げると決めた

君のいない人生は
もはや僕の人生じゃない

僕の最期を看取るのは君で
君の最期を看取るのは僕だ

それまでの何十年だろう
何年かもしれない

僕は君のそばにいる


五十嵐聡