本日の山形県酒田市はよく晴れてめちゃくちゃ暖かい朝からスタートです
あっ
おはようさ~ん
先日
「泣きの一回」で雷魚釣り遠征に行った時の事である
俺は恐怖体験をしてしまったんだ
自宅から150㎞以上離れた
とある湖
到着した6:00ちょっと前はまだ超濃霧に包まれ辺りは真っ白だった
季節的にもオフシーズンだから
関東からの遠征雷魚マンも居ない
いつも居るヘラ師やコイ師も居ない
誰も居ない俺独りのフィールド
7:00頃
コイ師の常連じいちゃんが独り来た
てか
その湖はアプローチ路がひとつしか無く
誰か来たらすぐ分かる
コイ師のじいちゃんに
「この濃霧は何時頃に無くなるの?」
って聞いたら
10:00には晴れて青空が出てくると思う
昨日はその位だった
って言ったんだ
するとどうだろう?
じいちゃんの言った通り
10:00キッパリに綺麗に濃霧が消え
青空が広がった
やっぱり通い慣れた常連釣り師は違うな~
って感心しちゃった
気持ちよく晴れたし
珍しく風も無い
ヨシッ
これからが本番だ
と意気込んだその時である
近くで人の話し声がするんだよね
俺の視界には
30m離れた場所に鯉師のじいちゃん独りだけが映る
新たなる釣り人は来てない
ん?
どっから聞こえるんだ?
初めは遠くから聞こえていた
若い男性二人の話し声が段々近付いて来る
藪の向こう側から聞こえてたと思ったら
次の瞬間
対岸から聞こえてみたり
いきなり
真後ろから聞こえてみたり
そちらの方向を見るも姿は見えず
実際
その湖には俺とじいちゃん以外誰も居ないハズなのに
おかしい
それなのに
はっきり会話が聞こえる
時折
ウォー
とか
ヤッホー
とか奇声を発してるし
益々
薄気味悪い
な、何なんだよ~?
よく晴れた日中に幽霊なんて出るん?
確かに
その湖は色々な謂れがあるけど
そんなのは昔からよくある迷信みたいなもんで
今まで幾度と無く通ったフィールドだし
全く気にしたこと無かった
それでも
気のせいでもなく
勘違いでもなく
確実に男性の会話が聞こえるし
でも
その人達の姿は見当たらない
辺りをキョロキョロ見渡してると
そんな様子の俺を見た鯉師のじいちゃんが
空を指差したんだ
えっ?
俺は
じいちゃんの指差した方を見ると