本日の山形県酒田市は快晴の朝からスタートです
あっ
おはようさ～ん
タイトルの「サイト」とは
見える魚を狙って釣るって意味だ
今回は
雷魚釣りのサイト編である
以前
とある沼で会ったガチムチ雷魚マンK氏(年齢は俺の1個上で新家氏とも交流があるサーペントライジングにシュラプネル組んだタックルを使うモンスター雷魚ハンター)
が放った言葉が気になって深堀してみようかと
「雷魚釣りは基本的にサイトの釣りだ」
彼はおもむろにそう言ったんだ
俺はそれを聞いてちんぷんかんぷんだった
確かに
愛知県の有名な激戦区等ではサイトで雷魚を狙うのが主流らしいが(加藤武氏のやり方)
こちら東北地方は水質がマッディーな上
ビジテーションフィールドなら
雷魚自体が見えん
それなのにサイトとは？
神の目を使うのか？(笑
はたまた
サイコ的な第六感を駆使するのか？
謎だよね
でもね
彼は
「サイトの釣りが出来ない人はデカイ雷魚を狙えない」
とも言った
確かに
それは理解出来る
だって
見えない雷魚を狙うと言うことは
上手く釣ってもサイズは選べない
って事だからね
先日のブログにも書いたけど
何となく雷魚の付き場が分かっても
肝心の魚体が見えなきゃサイズまでは分からんよね(泣
だがしかし
雷魚が浮いてれば話は別だ
表層を回遊してたり
空気吸いに上がって来たり
ベイトを追いかけてたりと
マッディー水質のビジテーションフィールドでも上記のタイミングで見つけることが出来れば
サイトの釣りが出来る
けど
小さなフィールドだったり
雷魚の付き場がその部分だけって条件なら
可能かも知れんが
デカイフィールドなら
初めて行ってその状況に出くわすとか
天文学的な確率になる
だから
観察と注意力が求められる
ここが雷魚釣りの良いとこであり悪いとこだ
2時間も3時間も車を運転して
お目当ての沼に着いて
フロッグも投げず30分～１時間もじっくり観察出来るか？
って事
真夏の7～8月ならば
早朝から雷魚が浮いてる場合があるが
5～6月は朝の早い時間だと
雷魚は浮いていない
ボトムでジッとしてる
水温が上がる11時位からボチボチ浮き始め回遊する傾向にある
んじゃ～
今時期はどうやってサイトで狙う？
それは
雷魚の特徴を知る事が重要になる
まずは呼吸
雷魚はエラと肺の二つの呼吸法を持つ特殊な魚だ
どっちかと言えば肺呼吸の割合が高い
って事は
必ず
水面に口を出して呼吸をする
それが1つ目のチャンス
フィールドを見渡せば
必ずどこかで雷魚の呼吸音がする
それと
水中から涌き出る「気泡」である
ブクブクブクブク～
と気泡が所々で見られる
鯉や鮒って場合もあるが
雷魚特有の気泡がある
それを見つけられれば
その下に雷魚が居る
二つ目のチャンスは
捕食音
パンっ
と乾いた爆発音だ
これで何となくデカイか小さいか分かる
それと
もう1つ
水性植物の変化だ
少し前のブログで水性植物の事に触れたんだけど
どの水性植物も水中や水底に根を張る
って事は
直接魚が見えなくても
魚が動けば何らかの変化が水性植物に現れる
ヒシモとかコウボネ等は特にその変化が分かる
例えば
風が無いのに
ヒシモの葉が一枚
クルッと回ったとか
そんな些細な変化を見逃さなければ
その下に何らかの魚が居るって事だ
その変化+気泡+呼吸とか
色々な複合的要素で
雷魚なのか？
小さいのか？デカイのか？
を推測する
すなわち
それが見ずしてサイトの釣りに繋がる
その他にも
極稀に
直感的に分かる場合もあるが
同じフィールドに何回も何回も通い
デカイ雷魚の行動範囲と行動パターンを探るってのが基本になるんだけどね
ただ
それは雷魚に限らず
バスもネイティブトラウトも同じ事だと思うんだけど
魚が見えないからサイトの釣りが出来ないじゃなく
様々な状況から判断し
仮説を立てて攻め方の組み立てをして挑むのがサイトフィッシングなのかな～？
って
ホント
雷魚釣りって奥が深いね
スピナベやスイムベイトを適当にボトム巻いてれば簡単に釣れる雷魚でも
いざ
ビジテーションフィールドでのフロッグゲームとなると
急に高等な釣りになる
んでもって
狙い通りのやり方で想定したポイントで
グッドサイズの雷魚がフロッグに食いついてきたら
例え
上手く掛けれなくても
それだけで
脳汁ダラダラだね(笑