昨夜はラジオ番組のパーソナリティーしました | 哀愁のマッチョ親父はプロテインを飲むのだ

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プロレスリング華☆激のプロレスラーであり、ジム経営者でもある小川聡志のブログ。

FMラジオ番組のパーソナリティーもやっているので、音楽ネタも多いかも。

昨夜はいつものようにFМラジオ番組「大人のための音楽番組~ロックンロール・フーチークー」のパーソナリティー。



なんだかんだで、このスタジオに通って12年目。

番組は干支が一周しました。



ゲスト出演希望者の方、番組スポンサー様、常にウェルカム&募集しています。

さて、昨夜も野村やすさんとオジサン二人で好きな曲をオンエアし、好きに話しましたよ。



番組スタート以来、台本なんてありゃしません。毎回アドリブです。

プロレスラーがやってる番組ですが、プロレスの話はほとんど出てきません。

プロレスラーがプロレスの話ばかりする番組では当たり前すぎて面白くないと思ってます。
 

たまに話すくらいが丁度いいかな、と。

ひたすら自分たちが今までに聞いてきた音楽について語るのみ、といった番組スタイルのまま12年目です。

 
では昨夜オンエアした曲です。

 

①ブッカーT&ザ・МG's「Green onions」

一曲目はテネシー州メンフィスに拠点を置き、サザンソウルの名曲の数々を輩出してきたレーベル、スタックス・レコードのお抱えミュージシャンたちで結成されたバンドの曲です。

ギターはスティーブ・クロッパーです。テレキャスターを使用するギタリストとして知られてます。
もっと言えば映画「ブルース・ブラザーズ」にバンドのギタリストとして出演しています。

エフェクターとか使わずアンプ直結、ピッキングのニュアンスだけで音の表情を作る・・・。


以前、日本を代表するギタリスト、山本恭司さんのライブに行った時に山本さんが同じような事を言ってあった事を思い出しました。

ちなみにこの映像ではベースは途中からバンドに加入したドナルド・ダック・ダンです。

 
②ロニー・ブルックス「Sweet home Chicago」


ルイジアナ州生まれ、のちにシカゴへ移住したブルース・マンです。
 

日本ではブルース好きな人たち以外からはあまり知られていません。
ほとんど知られていない、と言っていいかも。

 

しかしアメリカでは世界一のブルース専門レーベルと言っていい、アリゲーター・レーベルの看板アーティストとして長らく活躍してきた人です。

ブルースに早弾きはいらないんだよ、それよりフィーリングをじっくりと磨けよ、と言いたげなギター・プレイがいいです。

 

ロバート・ジョンソン作のこの曲は有名ですね。
私は月並みですが中学生の頃に見た映画「ブルース・ブラザーズ」で知りました。
原曲の歌詞ではシカゴをカリフォルニア州にある都市と勘違いしていたり、と歴史のエピソードの一端をのぞいたような気になります。

 
③ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンド「奔馬の如く(Against the wind)」

 

かつて自動車産業のメッカとして栄えた街・デトロイトで英雄扱いされているボブ・シーガーの曲。

日本では不思議なほど人気がありませんが、アメリカではあのブルース・スプリングスティーンに迫る人気を誇った人です。

アメリカでは人気コラムニストのボブ・グリーンが「僕はブルース・スプリングスティーンよりボブ・シーガーの方が好きなんだよ」みたいな記事を新聞紙上に書き、当時は物議をかもした事があるそうです。

 

この人の書く歌詞は人生ついて語った深いものもあり、英語を母国語とするアメリカの人たちの琴線に触れるものがあったのかもしれません。英語を母国語としない日本との人気の違いの原因はそこにあるんじゃないでしょうか。

トム・ペティも似たような状況だったかも。

 

 

では来週も番組を聴いてくださいね。

周波数は77.7MHzです。

 

コミュニティFМは電波が弱いですので、聴取エリアは通常のFМ局より狭いです。

Listen Radio」というアプリをダウンロードすればスマホやパソコンで聞けますよ。

放送局はコミュニティラジオ天神、放送時間は金曜日20時~20時25分です。
 

よく間違われるようですが、アプリはRadikoではありませんので、ご注意を。