1年前ぐらいに簿記2級勉強中という話を書いたがまだ勉強している。昨年勉強始めてかなり間が空いていたのだが、また5月から細々と勉強を再開した。

 

商業簿記は一通り終わり、4週程度繰り返している。ただし、一年近く間が空いているので効率が悪い。

今工業簿記の一周目を4割程度終えたところ。TACのテキストに掲載されている問題を解いている。TACの口座には問題集もついていたが、こちらは解かず、テキストが終わったら過去問題集で勉強してみようかと思っている。

 

8月にはネット受験をして合格したいと考えている。今月下旬から妻と子供達が義父母の家に帰る関係で二週間ほど一人暮らしをすることになるため、スピードアップしたい。

 

以前勉強法の本を読んだ河野さんが司法試験に続いて公認会計士試験を受験していると以前聞いた。その後どうなったか検索したところ、勉強時間半年程度で短答式試験に合格し現在論文式試験の勉強中であることを知った。公認会計士と言うと経理の世界では最高峰の資格であるが勉強を開始して半年ほどでこの資格の合格に手がかかっているということになる。

 

経理の世界にはこの道何十年という人がたくさんおり、経理経験の乏しい僕なんかからするとこの分野で競争していくのはなかなか難しいなあなどと思うわけだがこのように勉強をすればその経験の差を一気に詰めることもできるという事例を目にした気がして非常に励まされた。

 

 

 

仕事で思うようにいかないことが多い。原因はわかっている。仕事でこういうことを実現したいという思いが強すぎるのだ。勤務時間的にはたくさん働くわけではないがある意味仕事熱心だと言える。プロ意識も高いほうだと思う。

 

多少仕事熱心ならいいが度がすぎるのではないかと思い始めた。以前であれば資格試験に熱心になっていたので、ある意味仕事に専念していなかったがゆえに適度な方の力で仕事ができていた。今は仕事に向かうエネルギーがやや多いのだろう。それがゆえに思うようにいかなかったり、ストレスがたまることが多い。

 

もっといい加減に仕事をしようと思う。仕事の手を抜くというより仕事以外に夢中になれることが必要だ。最近ネットの記事で読んだが反町隆史はバス釣りが好きで、相棒を降板したらバス釣りに精が入るのではないかと書かれていた。羨ましい。

 

去年から将棋を趣味にしているが、夢中になっているという程でもない。やはり資格試験だろうか。

 

今年は勉強をほとんどしていないのだが、生活習慣の面ではいくつか改善できた点があった。そのうちの一つが5ヶ月前の禁煙である。

かなり長いことを喫煙をしており、あちこち転々としてきた中でも手放さなかったのがたばこである。資格試験の勉強の息抜きにもなっていた。

ところが、最近はたばこを吸える環境は少ないし、たばこ代も高くなってきている。喫煙者でいることのコストがベネフィットを上回っているように思え、禁煙することにした。

結果としては、それほど無理なく禁煙することができた。方法は次の通りである。

まず3年前に日本に戻ってきた時に加熱式たばこを始めた。家の中では従来の紙巻きたばこを吸うこともあったが、基本的には加熱式たばこに移行した。加熱式たばこはニコチンの量が紙巻たばこに比べて少ないので、ここでたばこへの依存度が少なくなった。

それから紙巻たばこをやめ、加熱式たばこに完全移行した。当時はまだオフィスに津通勤しており、自席から遠い場所にある喫煙所まで行く時間がもったいないので、日中の喫煙本数は減らした。

次に家の外ではたばこを吸わないことにし、外出時にはたばこを持って行かないことにした。それはうまくいっていたのだが、コロナ禍でテレワークが始まり1日家の中に入ることになったことで、たばこに対する歯止めがなくなってしまい、喫煙本数が増加することになった。

そんなことで今年の6月まで加熱式たばこの喫煙をしていたのだが、上述の通り禁煙を思い立った。

折しも住んでいる自治体の健康促進施策として、禁煙治療に対する補助が始まったので、それを利用して禁煙外来を受診することにした。3ヶ月間投薬と医師との5回にわたる面談があった。

ファイザーのチャンピックスという飲み薬でたばこを吸いたい気持ちはある程度制約されているが、最初は吸いたいと思う気持ちもあり、ボトル入りガムを一ボトルほど買った。

しかし、その後は急激に吸いたいという気持ちもなく今に至ってはたまに吸いたいと思う程度で、特に吸わないことの支障は感じていない

うまくいったポイントは以下の3つだ。
一つは少しずつ止めたことだ。勉強の時にも大事にしていることだが、自分の精神力に過度に依存するようなやり方では長続きしない。負担はできるだけ分散した方がいい。
中程度にニコチンの多い普通の紙巻たばこを吸っていた僕が突然禁煙しようとしてもうまくいかなかっただろう。禁煙を目指して電子たばこに移行したわけではないが、結果としてはそれがあってニコチンへの依存が減っていたことが大きかったと思う。

2つ目は、アプリによる成果の確認だ。やはり勉強でもそうだが、物事を習慣化するにはフィードバックが大事になってくるそうだ。自分が何日禁煙を達成したのか、それによって経済的なベネフィットがあったのかなどを見える化することで禁煙のモチベーションを維持することができた。

最後に、禁煙治療だ。目標達成が重要なことであり、その役に立つのであれば専門家の力、科学の力を使うことをためらう必要はないと思う。資格試験のときでも可能であればいつも予備校を使うのはそのためだ。今回も禁煙外来(実質的には薬の処方)の効果は大きかった。

果たしてたばこをやめて良かったのか、それはよかったと言える、細かい話だが、外出時にたばこを持ったか、火の始末をきちんとしたかなど気にする必要がなくなった。外出先で喫煙場所が見つからないストレスもない。節約にもなっている。ただ、時折たばこにもとりわけうまいたばこというものがあり、それを失った寂しさはある。だが、トータルの損得で言えば明らかに得だろう。

禁煙アプリ画面