塾講師1年目の皆さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

最近も何件かこんなニュースがありました。

塾講師、生徒にわいせつ行為で逮捕。

この仕事をしていると
同業者がやらかしてくれる様々なアホな事件がありますが
最近、特にこの類のニュースが多い気がします。

自分も子を持つ親の一人でもあるため
このテのニュースが出てくるたびに、
怒りと呆れと悲しさに打ち震えます。

教師や塾講師が、

補講と称して呼び出して教え子と二人きりに。
疲れをとるマッサージだよと称して生徒に触る。
スマホなどで生徒を盗撮してネットにあげるとか、
お互いに好きだったとかで教室でわいせつ行為だとか、
悩み相談に乗じて男女の関係になったとか、
枚挙にいとまがない…アホすぎます。

真面目に真剣に
その仕事を愛し、
社会的にも認められる存在として
塾生や生徒たちの未来のために、
また保護者たちの不安に寄り添い、
果てはこの国の将来のために、
教育というフィールドで子どもたちのサポートをする。

入試、受験、志望校合格、進路選択。

その子の人生において相当重要なシーンで
専門知識や経験をもとに、最高のフォローをする。

それが教師であり、塾講師だと思っています。

生徒や保護者からすれば、
信頼のおける最高のコーチ、アドバイザーであるはずの
教師や塾講師が、
生徒に対して先述のような、狂った関わりをしてきたら…。

気持ち悪すぎて吐き気がします。

同じ塾講師としてあるいは教師として、
日夜身を削って頑張っている同業者が
どれだけたくさんいるか。

職業を訊ねられたときに「塾講師」というと
とても微妙な反応が返ってくるこの社会。

そう、学校の教員ではないし、幼稚園の先生でもない。
特別何か資格が必要な仕事でもない。
学生バイトの代名詞のような誰にでもできる仕事。
午後から夜にかけての仕事で昼夜逆転。
稼ぎが良いと“胡散臭い”と思われ、
稼ぎが悪いと“教えるの下手”と思われる。
ヨレヨレのネクタイと少し茶色に褪せたシャツ。
教育論や各科目の指導方法などの蘊蓄が酒の肴。
勉強しか能がない、陰キャばかり…
「先生」と呼ばれる職業の中で、おそらく最下層。

それでも、この業界にも真剣に教育を考え、
生徒一人ひとりのことをとことん考え、
勉強だけでなく、人生の歩み方や人として大切なこと
などを語り、自らがその手本となって背中で見せる
素敵な先生がいます。

利益ばかりを追求しているように見える会社でも
現場には、生徒の合格のために歯を食いしばって
組織のしがらみやルールと闘いながら頑張る人もいます。

年十年も前に教えた教え子たちの名前も言えるし、
合格校や進学校も覚えているし、保護者と何を話したかも
しっかりと覚えていて、「元気にやってるかな」と
懐かしそうに盃を傾ける先生もたくさんいて。

たかが「塾講師」。されど「塾講師」。

きっと塾講師にしかできないことがあるはず。
その子の志望校合格はもちろん、その先にあるその子の
人生にとって、塾講師だからこそ関われることがあるはず、
塾講師にしか手伝ってあげられないことがあるはず。

そう信じて、日夜、なんとか頑張って生きてる。
そうやって薄い紙を重ねていくように、
一人ひとりの塾講師が作ってきた生徒や保護者、
社会からの「信頼」。

その信頼を、一瞬にして失うような愚行を、
よくもやってくれたな…。

と、思う。

その子がどんな気持ちか。
その親がどんな思いか。
想像したことはあるんですか。
無いでしょうね。

もう本当にどうしてくれるんだい。

よくも裏切ってくれたな。
よくも利用してくれたな。
よくも踏みにじってくれたな。

と、感情が高ぶってしまいましたが
この業界には、確かにこのようなヘンタイらしき人がいます。
講師が男性であろうと女性であろうと関係なし。

「○○ちゃん、マジで可愛いよね」
「○○さんの補講、僕がやりますよ」
「△△君の顔、タイプだなぁ、カノジョとかいるのかな」
「△△君のノートに連絡先書いたらLINEくれたよ」
「□□さんのお母さんて美人だよね。いくつかな」
「□□さんの妹も相当カワイイ。宿題頑張ったから頭撫であげた」
「今の中2でカワイイ子のランキング作ったらさ…」
「あの学校の制服、マジいいよね。夏はちょっと透けるし」

アルバイトの学生講師たちとやりとりすることが多かったとき、
彼ら・彼女らを連れて飲み会などに行くと、
酔いに任せてこんな会話が聞えてくることがありました。
その都度、説教でした。

もちろん、そうでないマトモな人の方が多いです…。
もう信じてもらえないかもしれませんが…。

もう、そんな人には教育業界に来てほしくない。
しかい、応募者の性癖やら過去の犯罪歴などは調べられるはずもなく
きっとこれからも似たような事件が起こるのだと思います。

保護者の皆さん、できるだけ担当の講師を肉眼で確認しましょう。
できれば直接会話をして、その講師がどんな人物か、己の目で
確かめておきましょう。塾長や責任者だからといって安心しない。
担当する講師がどんな人間か、1~2分の立ち話でも良いので
自分の目で確認してください。

塾講師の皆さん。男女問わず、塾という場で先生と生徒、先生同士で、
勉強うや受験以外で何かを期待しているのなら、
とっとと教室から出て行ってください。
この業界から出て行ってください。そして2度と教育に携わるな。

と、今回は感情に任せて書いてしまいました。
ですから文脈はきっとぐちゃぐちゃです。ご容赦を。