この村は泣いている | KILL YOURSELF

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 前回の放送で蓮華の祖母・民子が住む村にお化け騒動に巻き込まれた宝太郎達だが、お化けの正体はケミーだと分かり一件落着にしたかに見えた。しかしスターシャイン星野が「まだ終わらない。星への雲が捧げられる時、地獄への扉が開き、灼熱の息吹がこの世に突き刺さる」と意味深な発言をした。


 その時、村長が何者かに狙われ、“犬神家”のような状態で発見される。殺されたかと思いきや、ただ気を失っていただけのようだ。マルガムは倒したはずなのに疑問に感じる宝太郎だが、加治木が村長に恨みを持つ者の犯行だと勝手に推測。すると別の場所で何者かの悲鳴が聞こえ、今度は地上げ屋が狙われた。地上げ屋も気を失っているだけだ。


 被害者が気を失っていたにも関わらず加治木は犯人を推測し、犯人を星野の断定。民子は星野に対し「インチキだったの?」と憤慨し、村人も星野の事を怪しいと疑い、星野と加治木は村人によって閉じ込められる事に。りんねは気を失っている地上げ屋の右手人差し指が何者かを指している事に気付く。


 民子は蓮華が何処かに行った事が気になるが、りんねは「大丈夫です。すぐ戻りますから」と返す。それでも民子は蓮華の事が心配で、子供の頃から怖がりで泣き虫だった事をりんねに話す。宝太郎を連れてった蓮華は「この村を守りたいんや」と話していた時、りんねから連絡があり、もう1人の地上げ屋も狙われていた。勿論気を失っているだけだ。


 星野と加治木は犯人ではない事を確信する宝太郎達は、2人が閉じ込められた場所に戻ると妙な大勢で気を失っていた。その時、アトロポスがそこを覗いている事にりんねが気付き、りんねはアトロポスの仕業ではないのかと疑う。しかしアトロポスは何の事か分からない。アトロポスが去ると、キュウビマルガムがりんねを狙おうとする。


 そこに宝太郎が現れ、一連の事件の犯人はキュウビマルガムだと確信。ガッチャードに変身してキュウビマルガムと応戦するも、何故か攻撃が当たらない。キュウビマルガムはその場から去って行く。居合わせ蓮華は被害者の指していた指先の方向が怪しいと推測し、宝太郎とりんねと共にその場へと向かう。


 向かった場所は“お狐様”が奉られている祠で、そこには民子がお参りをしていた。その時、キュウビマルガムがそこに現れ、宝太郎は再びガッチャードに変身。ところがキュウビマルガムはりんね達を異空間に包み、宝太郎は助け出そうとするも攻撃が当たらない。りんねもライダーに変身しようとするも、エネルギーがチャージされて変身できない状態に。


 宝太郎は複数のケミーを使ってキュウビマルガムと応戦するが、劣勢を強いられる事に。キュウビマルガムは今までのマルガムとはちょっと違い、宝太郎は「お前は何がしたいんだ!」と激昂。一方、異空間に閉じ込められたりんね達だが、民子が「お化け、飛んでけ〜」と叫ぶも、化け物はますます勢いが増すばかりだ。


 子供の時から民子に助けられた蓮華だが、「この化け物!あんななんか怖くないで〜!」と反対に民子を助けようとする。蓮華の気持ちに応えたのか5枚のケミーが蓮華に共鳴し、蓮華が「ウチがおばあちゃんを守るんや〜!」とケミーと協力し化け物を一掃。異空間から脱出した蓮華はケミーを宝太郎に託し、宝太郎は5枚のケミーとガッチャ。


 キュウビマルガムの様子は何か変だ。普通なら抵抗するのだが、キュウビマルガムはわざと攻撃を受けるようにその場に立ち尽くしていた。宝太郎はキュウビマルガムを撃破し、ナインテイルのケミーを回収。また、キュウビマルガムの正体は人間ではなく、お狐様である事が判明。


 その時、祠から大量の温泉が吹き出た。星野が予言していた「地獄への曇りが開き、灼熱の息吹がこの世に突き刺さる」は温泉の事であったのだ。ナインテイルの狙いはこれで、ライダーキックなら温泉が掘り当てられるのかと思っていたに違いない。温泉が出れば村に人が訪れ、村の未来の変えられるのかもしれない。


 終盤でミナトが迎えに来て、7枚のケミーをゲットした事対し宝太郎達を褒める。呪い(?)から解放された星野の霊力が消えてしまった事に嘆くが、加治木はオカルト探偵をする事を提案。星野はシャーロック星野、加治木はワトソン加治木と盛り上がり、その場を去って行く。因みに地上げ屋の2人は村に恐怖を感じ、地上げを諦めたそうだ。


 来週は宝太郎が通う学校で演劇が行われるが、やるのは『ロミオとジュリエット』だという。学校に宝太郎の幼なじみが転入するが、彼女は宝太郎とどういう関係なのか。りんねが何やら嫉妬するらしいが果たして?