涼子「だから、生写真の生ってなんなんですかー💦」
ゆう子「あんたも売ってんだろ」
涼子「売ってるのはわたしじゃなくて、事務所です。エメラルドタオンガ!」
ゆう子「知らないよ、そんな事務所😑」
利恵「相川さんの写真を売らないのは真面目」
涼子「手焼きプリントってなんですか」
ゆう子「さ、さあ💦」
ひろ子「銀塩のことです。昔、暗室で印画紙を液体の中に入れて、写真が浮かんでくるのを映画とかで見たことないですか」
ゆう子「あんた、誰?」
ひろ子「カメラマンと結婚した……」
利恵「あー、主人公の男性の彼女から、彼氏を略奪した警視庁の女ね」
ひろ子「好きになったら、勝手にそうなった」
涼子「手焼きはその名の通り、手作業のプリントですね」
ひろ子「はい。たぶん、先生が安く出す生写真は、普通のプリント写真です。ヨドバシカメラとかプロ用のプリンターで印刷した写真。銀塩手焼き写真は凄い質感です。山宮静香さんのとか安いと思います」
利恵「この、『かわいい女になる!』の手焼きプリント付き限定一冊って?」
ひろ子「著者しか入手できない…」
ゆう子「60ページ目に挿入とかそういう意味? これ、売るの? もったいない💦」
利恵「中に有名になった子もいるらしいよ。違う仕事でだけど。もっと高くして売れなければ家宝にしといたほうが……」
涼子「写真の枚数を数えて価格を考えるそうです」