ゆう子「先生、映画『ミッシング』をまた観てきた。さすが、さいたま市。まだ上映してる」
涼子「そこですか?😅」
利恵「前にも言ったけど、石原さとみさんのファンだけど、彼女の映画を何回も観てるわけじゃないから、よほどすごい映画なんだ」
ゆう子「吉田恵輔監督作品らしい作品なんだけど、やっぱりこれは、石原さとみさんの名演すぎる熱演が泣ける」
涼子「父親ですから、青木崇高さんの方にもかなり共感したらしいです」
利恵「先生、子供いた?」
ゆう子「超絶、美少年だった息子さんがいるじゃないですか。あだ名が王子」
涼子「イケメン❤️どうしたら、こんな顔ができるの?誰が母親なんですか(笑)」
利恵「今、何歳?」
ゆう子「19」
利恵「映画で失踪する沙織里の娘は七歳。それでも豊(青木崇高)に共感したんだ」
ゆう子「沙織里が半狂乱になって、豊に八つ当たりしまくる。その会話が夫婦らしくて、豊が我慢してるじゃん。後半でキレたでしょ。
おまえ、いい加減にしろよ、自分だけ辛いような顔しやがって!
みたいな。あそこまで、『わたしの娘』オーラ出されたら、俺の娘でもある的に怒るだろうな、って」
涼子「言われてみれば、あの話。沙織里が娘の失踪に半狂乱になる話で、夫の豊は落ち着いててフォーカスされませんよね。沙織里が見てない所で活躍してるんです。沙織里がそれに気づいても、豊さん、素敵、偉い、みたいなシーンもない」
ゆう子「父親って娘を溺愛するじゃん。だから、豊は相当我慢してるな、って。そこは吉田恵輔監督も分かってるから、あのラストになるわけ」
利恵「ビラ配りの最後のシーンね」
ゆう子「先生は前半の沙織里と豊の会話。砂田にすがって、バカな事を言う沙織里を注意しても暴走が止まらない沙織里に呆れてる豊を観てるみたい」
利恵「さすがに、さいたま市でも朝に一回しか上映してないから、もう行けないらしいけど、本当はまだ観たいんだって」
ゆう子「好きな邦画、ぶっちぎりで1位になったわけだ。八月公開の『ラストマイル』がどこまで食い込むか」
涼子「全然、作品のタイプが違います」