今日は君が代記念日 | satonaka☆音の見聞録

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君が代、歌詞みないで歌える?

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この国の“君が代”問題は時として物議を呼ぶ事もある。最近はあまり聞かないが、特に教育の場に於て・・


だが海を越えた或る国では その問題は日本の比ではない。

ラ・マルセイエーズ♪




有名な話では、70年代末にセルジュ・ゲンズブールがリリースした『Aux armes et cætera』(邦題: フライ・トゥ・ジャマイカ)で
2曲目に収録されたタイトル同一曲(邦題: 祖国の子供たちへ)が、右翼の各機関から非難の集中砲火を浴び、更にフィガロ・マガジン誌のレビューでは “国歌の冒涜” と評された。

その直後、ゲンスブールは14年ぶりにライヴ活動を再開するが、年が明けた1月4日のストラスブール公演では、右翼の集団やフランス空軍の旧パラシュート部隊が会場を取り囲み、機動隊が治安維持の為に出動する騒動にまで発展した。
この状況に畏れを抱いたバック演奏のメンバーら全員がステージ裏に逃げる中、セルジュだけがステージに残り、
原曲である本来の「ラ・マルセイエーズ」をア・カペラで歌っては、一触即発の聴衆たちに唱和を促し、気骨を示した。


そして四半世紀ほど前の、90年代初頭に行われたアルベールビル冬季オリンピック開会式では
一人の少女が国歌を斉唱するのですが、
そのあどけなくも美しい歌声とは裏腹な、歌詞の過激な内容に、
これを聞いた世界各国の首脳陣や観客たちが大きな衝撃を受け、
フランスの国歌を変えるべきではないか?という問題提議が為され、その後長き年月に渡り激しい論争が 国を挙げて繰り広げられたほどです。


このようにフランスの ラ・マルセイエーズ問題は、我が国の君が代問題とは比べ物にならないほど激しいものなのです。
最後にその歌詞の、よく歌われる一番を記載しましょう


Allons enfants de la Patrie
Le jour de gloire est arrivé
Contre nous de la tyrannie
L'étendard sanglant est levé
Entendez-vous dans nos campagnes
Mugir ces féroces soldats?
Ils viennent jusque dans vos bras,
Égorger vos fils, vos compagnes!

Refrain:
Aux armes citoyens!
Formez vos bataillons!
Marchons, marchons,
Qu'un sang impur
Abreuve nos sillons.


いざ祖国の子達よ!
光栄ある日ぞ来ぬ。
我らと討たんと、暴君の
血染めの旗はあがれり。
聞かずや、野辺に吼ゆる
暴虐な兵士どもの声。
彼奴らは汝が妻子を縊らんと
此方へと迫り来たれり!

(繰り返し)
武器を執れ、市民よ!
隊列を組め!
前進、前進、
かの不浄の血もて
我らの畑をば赤く染めん!