星を集めて、今 | satonaka☆音の見聞録

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井上侑さん 恒例、夏のワンマン♪
……今回のタイトルは昨年からペンギンの白熊の遭遇を綴ったシリーズ的楽曲の続編からである。

春先には『NHKみんなのうた』に作品が採用されたり、石井食品のテーマ曲を手掛けたり……なのでポスターもこんな感じにブー



この度の初めての試みは、スペシャル・フロントアクトと銘打った……要するにO.A.なのだが、主役が登場する前に30分ほど演奏した。
まぁたいそうな盛り上がりであったが、個人的には好きになれない (-.-)、、

陣取った最前列の上手側から見る、すぐ目の前のギタリストとステージ中央のヴォーカル…少なくともこの2名は自らの演奏に酔っており、こーゆーのは 耳にとても不快だ (-_-#)、、
筆者は飽くまで侑さんの歌とピアノを聴きに来たのだ。この時間はかなりキツい!・・
但し一つだけ救いがあり、前の方を占領していたファンたちはライヴが終わると同時に後方に捌け、その席をメインアクト本来の観客に譲るといった光景である。
そこだけは まだ捨てたものではない。そこだけは・・

そしてO.A.の終了と共にスタッフらが慌ただしく動き始める……ステージ上の機材はは全て撤去され、まっサラ状態のゼロからセットが組み直されたのだ。
対バンならともかく、ワンマンライヴでこんな光景は初めてである。
メインアクトとして本来最初から設置されてるべきものは、予め動かさないのが鉄則だと思ってたのだが……
……これで大丈夫だろうか?


この転換には30分かかり……つまり開演時間から本編が始まるまで一時間も!、これもキツい (~_~;)、、
取り敢えずこの日の編成を紹介しましょう

Vo. & Key. 井上侑
ba.             日高真夢
Drs.           海老原諒
Gt.             平田崇

このメンバー……そう、6年半近く前に行われた第3回川崎ストリートミュージックバトル決勝戦で優勝した、その時と同じ編成なのです。
活動始めた初期のサポートミュージシャンたちであり、自分の原点を見つめ直したい・・そんな節目のワンマンライヴだったのです。

さて、ようやくメインアクトの演奏が始まる訳ですが、
案の定…………

なんだか…音響がバランス悪いです(; ̄Д ̄)?
だから謂わんこっちゃない、いくらリハーサル時と同じように時間かけて配置を復元しても、こういう事になったりするのだ、、
せっかくの良い演奏も、これじゃ意味ないぞむっ

そんな前半の曲目を列記しますと


(最初は4人編成で)
①氷の浮かぶ僕らの国
②ペンギンのクリップ
③ずっと好きだった
④めがね

(ヒラタさん、アコギに持ち替えまして)
⑤釜あげシラス

(再び4人編成で)
⑥チェリーセージの庭で
⑦Greedy


少なくとも⑤~⑥曲目まで、どーにもこーにも・・
ヒラタさんのギターが前面に聴こえるのは、個人的には申しぶんないのですが、いかんせん、
侑さんのヴォーカルが3人の伴奏にかき消されてしまってます(*_*)
「チェリーセージ…」などは今では滅多に聴けない初期の珠玉曲で、とても勿体ない、、

ようやくバランスが整ってきたのは⑦曲目あたりからで、
その1曲を終えると、バックの3名がステージから捌けます


(一人弾き語りで)
⑧ラジオ番組のお題曲……“夏が近い”
⑨しあわせのみなもと


そして3名が戻り、ステージは所謂 “盛り上がりZONE” の佳境に突入します右上矢印右上矢印
こうやって年に3回ほどのワンマン♪以外あまり足を運んでないと、その間に知らない曲が書き上げられてるもので、
このコーナー初っパナは “君の目覚まし時計になりたい”♪… というフレーズが曲中何度も繰り返されますが、曲名はサッパリわかりません、、
そんな、最後までの曲目を列記しますと


(みたび4人編成で)
⑩〈タイトル不明曲〉
⑪タイムカプセル
⑫野音
⑬少しばかり旅に出る
⑭Hello!!

(一人弾き語り)
⑮星を集めて、今

En) …中止。。


バンド編成の最後に「Hello!!」を持ってきてくれたのは嬉しいのですが、何故だろうはてなマーク……伴奏を無視して観客に台詞を投げかけるのみ ( ・◇・)?
正攻法で唄ってこそ名曲なのに、侑さんの考えが解らない・・

そーいえば途中のMCなどでも やけに変声出しては、そんな冗談混じりが多く見受けられた。
本編の最後は伴奏の3人が捌けて、このワンマン♪のタイトル曲を引き語るのだが、
この後 アンコールで再びステージに姿を現した時も不可解な言動が続く・・

「呼んでいただいてアリガトウ、でもこんな声でいいのかしら」……
ふざけて変声だしてた訳でない事を示唆した科白だ。
それにツアーTシャツにも着替えてなくて、服装はそのままだ。捌けた3人が戻って来る様子も見受けられない。
そして
「必ずリベンジします!」と、更なる言動の不可解さ!!(゜ロ゜ノ)ノ

「これからも良い曲をつくる事でお返ししたいと思います」・・
この言葉を最後に彼女はステージから立ち去った。。


そうだったのだ、身体に?喉に?…何らかの変調をきたしていたのであろう。
序盤のサウンドのアンバランスさは、音響だけが原因ではなかったのだ。

O.A.で気分を害し、終いも尻切れトンボとなって、
なんだかワンマン♪を満喫した気分には到底なれないが、
こういう日もある。しかたがない、、

それよりも危惧するは、侑さんの状態である。
いったい何があったのだろう?…終演後、物販には姿を現したが、
片やライヴに物足りなさの残る観客と、片や納得のいくパフォーマンスが出来なかったメインアクトと……交わす言葉は必然的に限られてくるので、
直面は避けた。立ち寄らなかった。
大事に至ってなければ良いのだが・・
そう思いつつ、会場を後にしたのだった。