今日から、レッスンが始まりました。
こんばんは!!喜多方市塩川町で音楽教室を主宰しています、鈴木です.。
私は、ピアノの導入は、両手の1の指が、中心ドになるポジションで、スタート・指導をしています。
両手が、中心ドにある場合は『左右の手でメロディーラインを受け渡して弾く』曲が、多いですよね(先生が、隣で、そのメロディーに合わせて、伴奏する)。
私が、レッスンで使用する【ピアノひけるジュニア】や【ピアノランド】も導入時期は、このように、編曲されています。
ただ、テキストが進むにつれ、右手がメロディ、左手が伴奏になった時や、左手が、ドレミファソの音域になった時など、今までとは違ったパターンに、子供たちが、戸惑いや、難しいと感じないようにするために、どのように進めるか、考えていました。
そんな時、出会ったのが、
永瀬まゆみ著【ピアノ・テクニックの本】
でした。
今は、ある程度、導入時期の生徒さんが、両手中心ドで理解、弾けるようになったら、このテキストを併用して使う事が多くなりました。
一切、音符が出てこない、不思議なテキスト。
サブタイトル「ドレミファソで始めるかんたん!すごい!さきどり!」
この言葉通りです。
両手で「ドレミファソ」が弾ければ、OK!
音符が書いていないのに、左右のバランス、タッチ、リズム変奏、ⅠⅤ7の簡単な、伴奏付けから、アルベルティバス等・・・かなり、高度な事が出来るようになります。
このテキストを併用するようになってから、生徒さん達のレッスン曲の変化にも、スムーズに対応できるようになりました。
はじめて、このテキストの講座を受講した時は、感心・感動・発見・驚きの連続でした。
それから、あまり間を開けることなく、同じ内容の講座を別の場所で、再受講する事が出来ました。
この時は「絶対、最前列で受講する!!」と意気込んで、早めに会場入り、ベストなポジションで、受講する事が出来ました。
それでも人の記憶は、薄れていくもので・・・
テキストに基づいた、DVD付を買いました(これで、いつでも復習できる)。
2度目のテクニックの講座の後、まゆみ先生の所にかけより、2度、受講していて、私の中で芽生えた質問をしました。
コンクールでは、毎年、多くの生徒さんを、入賞させている先生に、お聞きするには、ためらってしまう質問でした。
それは、
「電子ピアノの生徒さんに、ピアノのテクニック指導が、どこまで通用するか?」
的な内容だったと思います。
私の質問に、まゆみ先生は、ていねいに答えてくださいました。
まゆみ先生の、お人柄を感じました。
この後も、同シリーズの講座なんかで、永瀬まゆみ先生の講座は、4回位受講する縁がありました。
12月31日、大晦日の日に、フェイスブックにて、永瀬まゆみ先生の訃報を知りました。
信じられませんでした。
寂しい気持ちでいっぱいになり、ただただ、残念で仕方ありませんでした。
それでも、
まゆみ先生のテキストに出会えた事、
まゆみ先生の講座を受講出来た事、
感謝しています。
まゆみ先生、本当に、ありがとうございました。
ぴありな音楽教室に興味のある方は、ご連絡くださいね。