
毎年、同じ飾り付けなので、生徒たちにとっては新鮮さもないらしく、特に反応はありませんが(泣)、習い始めて1年未満の生徒さんだけは、「かわいい~」 と言ってくれます。
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先日、ケアハウス 「ハーモニーあいづ」 で開催された 「ぴありなコンサート」 について、生徒たちに感想を聞くと、参加した全員が、「参加して良かった」 と言ってくれました。
今回のコンサートではアンケートは取らず、聞き取り調査のみ・・・
低学年の生徒は、「楽しかった」
何より、嬉しい言葉なんだけど、もう少し感想が欲しい。 ・・・とはいえ、年齢を考えると、むずかしい質問はムリかと、じゃあ、質問の仕方を変えればいい
「先生はクラスのお友達だと思って、発表会の事聞かせてくれる?」
~ここからは、私は、クラスのお友達になったつもりで会話~
「聞いている人はどんな表情だった?」
「○○ちゃんは、何を演奏したの?」
「でどうっだた?」
「どんな気持だった?」
「お母さんってなんか言ってた?」
こちらの質問のアプローチの仕方を変えれば、その時の場面・空間を思い出しながら、小さな生徒さんも自分の言葉で話せます。会話の合間には
「へ~そうなんだ」 「もっと詳しく聞かせて」
を入れていきながら、これ大事。
でも、小学生高学年以上ともなれば、具体的な言葉でを自ら話してくれます。
「本当にいい経験をさせてもらった」 ←このセリフは高学年の生徒は全員、言ってました。
「自分たちの演奏で聞いている人が笑顔になっているのを見ていてこっちまで嬉しくなった」
「他の人の演奏の時、楽しそうに聴いている人見て、自分の演奏じゃないのに嬉しかった」
このコンサートに参加したした生徒たちは、どれだけのギフトを受け取ったのでしょうか?私自身、何もかもが初めてのコンサートでドタバタした感はあるけど、本当に充実した、幸せな時間でした。
正直、今回のコンサートは準備期間、約1カ月。中学生は、全員がソロではなく、連弾。しかも連弾のパートナーは知っている人、暗譜でもないし、何より、曲の難易度も高くない。
だから、練習の段階で、少し甘く見ている生徒が (中学生) がいたのは確か。
でも、コンサートの時に、聴いてくれている人の、心から喜んでいる表情、時には涙を流されたり、そんな光景を目の当たりにして、思う事もあったらしい。
コンサートの開催が決定して、コンサートの趣旨などを書いたプリントの文章の中に、
「決して、完璧・間違えてはダメという事ではなく、聴いていただく方に誠意をもって、それぞれが与えられた役割に取り組んでほしいと思います」
この 「誠意」 の意味が分かったんじゃないかと思います。もちろん、甘さがあった、該当した生徒たちは、私からかなりガツンと言っておきました。 ここは、大事なことだから、
全員が、今後もこうしたコンサートを続けてほしいと言ってくれました。正直嬉しいです。一過性ではなく継続していく事に意義がある気がしていたので・・・

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