DCヒーローの総番長・バットマンを日本のアニメスタジオ・神風動画がジャパニメーション化し賛否両論、と話題で前々から気にはなってた作品でしたが、新作続編がリリ-スされたという事でこの機会に一気観しました。
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針ですが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
「ニンジャバットマン」 水崎淳平 監督
バットマン・ファミリーと数名のヴィラン達が一斉にタイムスリップした先は日本の戦国時代、転移のタイムラグ2年の間に時の戦国大名に成り代わり強大な力を手にしていたジョーカー達を相手に戦うバットマンの味方は、彼を伝説の救世主と仰ぐニンジャ集団・コウモリ衆のみであった…
つかこれ、ジャパニメーションというよりバカ二メーションですね(一応褒めてる)、海外では「ふざけんな!1点!」、「ふざけんな!10点!」みたいな極評価が多かったと聞きますが、個人的には「う~ん…3点」、みたいな感じでしょうか?(苦笑
すでに読者の方にはご承知な通り個人的にはバカ映画大好物なのですが、むしろその分厳しくなる、みたいなトコはあるかもしれませんが…
海外の間違った日本観を面白おかしく茶化す、それはそれでいいんですけども、せっかく日本産で日本人が作ってるんですから、作品の背骨としてガッツリガチの戦国日本な部分が一本通ってて欲しい気がすんですよね、それはシナリオ上でもヴィジュアル面でも何でもいいんですけども…
たとえば戦国時代が舞台の作品に北斎の浮世絵と花札の絵柄が並んでる、みたいな絵面とか、いかにも海外的間違いの代表なんですけども、延々とそっちサイドの間違った日本表現しか描かれてないんで、いまいち締りが悪いというか…
っていうか、ガチのジャパン要素もあるにはあるんですが、それがむしろ城変形巨大ロボ合体!みたいな現代サブカルベースなので、だったらなんで戦国時代?…みたいになってくる。
あとこのキャラ立てならジョーカーが秀吉でゴリラが家康の方が良くね?とか、それ以前にせっかくヴィランを戦国大名に当ててるのにその辺がイマイチ生かされてなくない?とか、戦国ネタに思い入れなくもないんで出てきちゃいますね、色々と…(苦笑
全てひっくるめてバカでいいんだよ、と言われればまぁそれでいいって気もしなくはないですけど、少なくとも私自身はその辺で引っ掛かって笑えなくなっちゃったなぁ、って話ですね。
性癖的にはキャットとハーレイ、せっかく綺麗処二人出してんのに色合いが同じカワイ子ちゃんラインなのが超イマイチでした、どっちかはもっとガッツリセクシーギャル方面に振って欲しかった。
ダミアンが佐助ポジションだったのはムッチャ可愛いくて良かったですけども(笑
「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」 水崎淳平 高木真司 監督
無事現代に戻ったはずのバットマンファミリーを待っていたのは、日本列島とジャスティスリーグが消失、更にゴッサムの上空を覆う異次元都市からヤクザが降るヤクザ豪雨警報が発動されるというトンデモ時間軸、解決にのり出した彼らの前に現れたヤクザの親分衆は意外な人物であった…
てな感じでバカニメーション第2弾、前作の感想は「う~ん…3点」って感じでしたが今作は「うんうん、7点!」って感じですかね、普通におもしろかったです。
今作は異界ジャスティスリーグの面々がヴィランポジションで登場しますが、前作の戦国大名縛りみたいなものもなく、元キャラの個性を生かしたヤクザ像がしっかり確立されてて良かったんじゃないでしょうか?(笑
ビックリドッキリ的な大技はそれこそのっけのヤクザ警報ぐらいでしたが、その後は普通に必要充分な王道ヒーローモノ展開で観やすく、また現代を舞台にしているおかげでとかくイマドキ風に偏りがちなイマドキアニメの様々なディティール感も比較的違和感なく、個人的にはシュッと楽しめた感があります。
個人的にはダイアナ姐さんの存在がポイント高かったですねぇ!
生真面目だけどちょいズレてる感ある原作キャラと不器用な時代錯誤で昔気質な姉御感が上手にマッチしていてとっても良かったです、お色気ムンムンという感じではない、引いた色気も美しみでしたし。
ジャスティスリーグがヴィラン化、という事は当然ラスボスはあのお方…からの期待を裏切らない彼の親分っぷり(笑、からの、実は影の裏番大物ヴィランが控えているガッツリ王道展開も良いですし…
またブルースがヤクザクラークにヒーロークラークの事を語ってきかせるシーンなんかは原作作品との整合性感もしっかりしてて、丁寧に作られてるなぁ、と感心致しました。
一方で無駄な昭和アニメオープニングパートとか謎のカラオケパートなど、訳わかなアホネタの連発もバカ二メーションに拍車をかけていてむっちゃ脱力、オモロかったっす!(笑
若干バカに振るか?アート方面に振るか?の迷い感があった感の前作に比べて、完全に行くトコまで行った感が少なくともオレ的には好みでした。
てな感じで両作品観ましたが、似たような作品なのになんでこんなにも自分の中での良し悪しが違うんだろう?と思い、そういう部分を突き詰めつつ書いたレビューが以上になります。
それを思うと、作品そのものの評価というよりは、それ見てどう感じるか?っていう自己探索みたいな感じですよね、まぁ感想文ってそもそもそういうものですけどね。
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