たまには時事ネタでも一本…
季節外れの寒波の影響か、我が町でも桜がいつもより少し長い満開の花を咲かせてます。
早い木では満開から葉桜に差し掛かってるくらいですね。
駅前の交差点で咲く見事な桜の太い幹には、この花が散った後にこの木が伐採されるというお知らせが書かれてます。
これが最期の桜という訳です。
コロナ禍で遅れに遅れていた駅前再開発もいよいよ動き出し、駅前スーパー フレルも週明けに閉店&移転という事で、恒例だったプチ花見も今年が最後。
駅前が便利になるのはありがたいんですが、そもそも個人的には駅前ロータリーの開けた桜並木が好きでこの街に引っ越す事に決めた、という過去もあるだけにさすがに残念だし淋しい思いはあります…
一方で市街地の街路樹の老朽化が問題視されるきっかけの一つになった欅の枝落下事件があったのもまさにこの近くで、安全面から高度成長期に植えられ樹齢50年を超える古木は植え替えるべき、というのもわかりますしねぇ…
人の都合で植えられて、人の都合で切られていく桜たち。
街路樹は自然木に比べ多くのストレスがかかるとも聞きますし、それでも何十年も人々を癒してくれた桜にも、これでようやくお休みできる時がくるのかもなぁ…とか思うと、少しおセンチな気持ちになりました、春なのに…