もともと日本による日本の為のお祭り的に始められた感のあるフィギュア国別対抗戦、ルールも男女シングルが強い日本に有利な構成になっているのですが、なかなか勝てなくなってきましたねぇ…
一時期の女子の不振時期に比べるとマシと言えばマシなのですが、その分男子の二強がかつて世界&五輪をワンツーフィニッシュした鬼強い時期を越えて次の段階に来てる感もありつつ、で…
思えば、羽生くんもオーサーコーチのいうように最初の五輪後も暫くはクワドループやルッツに行かずにサルコーまでに絞ってれば、間で2度フェルに取られたワールドチャンピオンの座も安泰で、ケガももっと減って活躍できた時期が増えたのでは?感も無きしも非ずだなぁ、なんて事を考えたりもしちゃいます…
まぁそういう選択肢をする選手ならここまでこれてなかったかも?という気もしますし、もちろんファンとしてはそんなやんちゃなゆずの事が大好きな訳なのですが…
それを思うと、クワドアクセルを見てみたい気持ちは本当に山々なのですが、その影響で彼を二度の五輪チャンピオンに導いた影の主役・黄金のトリプルアクセルがこれだけ不調なのを見ると、それにしても無理はして欲しくない、という気持ちでいっぱいになってしまいます…
ホンマ、老婆心ですがね…(苦笑
それにしても、ネイサンはまだまだ強いですが、宇野くんやボーヤンなど同期の重クワド持ちの選手たちは揃って調子のよくない状態が続いていて、やはり高難易度の四回転ジャンプを量産し続けることは選手にとっての負担なのだなぁ、という気がしてきますなぁ…それより更に後輩世代、クワドルッツ持ちのサマリンくんやヴィンジョウ選手も調子のムラ激しいみたいだし…
バンクーバー五輪の頃のクワド抑制時代には散々文句言っていましたが(苦笑、こうしてみるとやはり現状のクワド連発状態もどうなのかな?感は出てきましたねぇ…(汗
おそらく次の五輪後には大幅に逆方向のルール改正がなされるべきでしょうね、多少の残念感は無きにしも非ずですが…
で、何か全然話ちゃう方にいっちゃってましたけど、今大会ですね。
改めてびっくりしたのは、19年のシーズン前に結成されたばかりのペアの三浦・木原組の活躍でしょうか?
コロナ禍のオンライン指導で迎えたという今シーズン、ワールドでも10位の大活躍を見せてくれましたが、今大会ではさらにPBを更新しSP、FP共に3位と大健闘、北京五輪(あればですが…)フィギュア団体戦でのキモになりそうな存在になってきました。
羽生、宇野、紀平と主力選手の調子が上がらない中、孤軍奮闘の坂本選手は素晴らしかったですねぇ…
演技を観終わった時、3A以上の大技がない選手の中では彼女が世界でもトップクラスじゃないか?なんて思ったりしちゃいましたが、実際にその条件で150点以上出してるのは現状で他にザギトワとテネルだけなのですねぇ…(旧採点制度以前は除く)
そういえばカオリン、現在トリプルアクセルにも挑戦中とも聞きますが。
彼女が3A跳べるようになれば充分ロシアとも戦える選手になるでしょうが、くれぐれも無理はしないで欲しい、という気もします。
今はそういうターンです、ワタクシ。
【ナスを使ったおすすめ料理】
▼本日限定!ブログスタンプ