年始から何か忙しくて、自宅に缶詰状態が続いてるんですけど、今日は合間を縫って久しぶりの外出。
そんな日に限ってなんでこんなクソ寒いの?感を感じつつ…
という訳で、新宿・シアター・ミラクルで劇団竹公演のお芝居「花ざかりの病棟」見てまいりました。
ガンと闘病するヒロインの病室を舞台に、彼女が文芸サークルの友人達や家族を巻き込み、残りの人生をかけて描く「余命三ヶ月」という名の物語。
前作「未来はないけど愛はある」に引き続き、重くなりがちなテーマを面白可笑しく、シニカルに洒落のめす感じは今作も健在ですね。
ただ今回は中日という事もあってか若干客席が重い目で、個人的にはどっちかというともうちょっと笑いながら観劇したかった感じが無きにしも非ず。
ヒロインが巡り合う「運命の相手」もなかなかパンチが効いてて良かったんですが、最終的に彼女に「書いてもらえなかった」事実を鑑みると、ホントのホントはガチで「運命」ではなかったのかな?というオレ解釈なのですが、だとしたら彼はエアじゃなくガチで切腹してても良かったかも…(笑
でも、結局「どこまでも偽物だった」とすれば、ちゃんと落ちるべきトコに落ちてますが。
ヒロインの終活タイフーンに振り回されつつも、新たな世界に旅立った継母に玉砕含みながらも告った姉、と収まる所に収まってゆく人々の中で、ガチゲイ界隈で生きてきたワタクシとして個人的にもうチョイ欲しかったのはやはりゲイカップルの件か?
最終的に結ばれる展開そのものはいいのだけれど、その途上に横たわるはずのゲイゲイしい怨念(特に振り回されたオープンリー・ゲイの子の方の)がちょっと足りない感じはしました…(笑
カウントダウンの始まった限られた時間の中、どれだけ好きに、やりたいように生きるか?を貫こうとするヒロイン像を見てて、「運命」ってただ天から与えられるものなのではなく、与えられた環境の中で自らの行動で作り上げてゆくものなのかも?などと、考えました。
それでも、人生って運の良し悪しで決まっちゃうトコあるんですけどね。
結局は「人事を尽くして天命を待つ」って事なんですかね…
◇劇団竹 第13回公演 「花ざかりの病棟」
2020年2月4日(火)~2月10日(月)
出演/江花実里(架空畳) ロン佐藤(アートバリケヰド) 新井友香(劇団宝船) 吹雪ユキエ 竹林林重郎(劇団竹) 森川武 杉村こずえ 佐々木光弘(空飛ぶ猫☆魂) 山川恭平(Peachboys) 佐藤友
脚本・演出: 竹林林重郎(劇団竹)
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■「未来はないけど愛はある」 劇団竹 【今日はプログラマーの日】
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2019年の年始、そもそもお絵描きリハビリテーションの為に始めたこの落書きブログでしたが、序盤に飛ばし過ぎて慢性腱鞘炎になりかけ、現状、ブログネタについてポチポチコメントするだけのブログになりさがってしまいました…(苦笑
一時期頑張ってたチャリブログの方も年末年始の寒さ&忙しさで更新できてないし(そもそもチャリにも乗れてない件…)、今年は何かワクワクするような事ができるといいなぁ、と思ってます。
つか、仕事がひと段落する春頃に、また別のテーマのブログ始めちゃったりするかも…(笑