【パソコンのタイピング得意?】
プログラマーにとってタイピングは一番重要な要素じゃないような気もしますけど、まあ早いに越したことはないでしょうが。
タイピングが重要なのはどっちかといえば入力作業とかですよね、派遣社員の登録ん時とかは必ずやらされますし。
で、私自身はぶっちゃけ、特に得意ではないです、タイピング…
今後とも、タイピングが重要視されない方の世界で生きていきたいと思っています…(笑
という訳で、昨日は神田・楽道庵にて、劇団竹による舞台「未来はないけど愛はある」を観てまいりました。
足の痛みが多少心配だったのですが、どうせ見るならやっぱ初日か千秋楽だよなぁ、と、結局強行軍…(笑
人類最古で最大の病巣である宗教と、情報化社会が生んだ最新の病巣・SNSを絡めて現代人の生き様を描く意欲作、重くなりがちなテーマをコミカルに描いてて、それでいて絞める所はキッチリ切なくて、とても面白かったです。
それぞれの生き辛さを持った登場人物達も一人一人しっかりキャラが立ってて良かったのですが(役者さんも皆さん、凄くハマってた…笑)、特に神父さんのアルツハイマー病が悪化してゆく様が、健康故にのたうち回っても生きてゆかざるを得ない現役世代の人々の中にいると、段々福音にすら見えてきて、なかなかシニカルで良い演出でした(笑
作品のタイトルでもありテーマでもある「未来はないけど愛はある」、見ながらも色々考えてたのですが、結局は愛こそが未来という暗闇を照らすカンテラみたいなモノなのかなぁ、とか思ったりしました。
そういう意味で、愛を失った訳じゃなく、一時見失っただけなのに人生を無くしちゃった子は気の毒だったなぁ、とか。
とは言え、まぁ突き詰めれば「未来」ったって、人ひとりにとっては死ぬまでの数年、数十年の話なので、究極には好きに生き、好きに死んだ者の勝ちなような気もしますしね。
シニカルな感じの流れからの、なんだかんだでハッピーエンドだったのも好みでした。
会場の古民家?もとても綺麗でしたし。
最近ちょくちょく芝居を見せていただいてて、それぞれの作品がいい大人の作るいい舞台でそれぞれに楽しかったのですが、個人的にこの作品は「今この瞬間見たいのはコレ」感にすごくフィットした舞台で、とてもシンパシィを感じました。
オレも何かしたい!と思わせてくれる作品に出会えるのは楽しいですね。
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