今日は先日招待券を頂いた河鍋暁斎展を見に、六本木サントリー美術館へ…
ギロッポン、特にヒルズやらミッドタウンやらって、何かイキってる感じがあまり好きじゃなかったのですが、最近ちょくちょく用事があって行くことも多く、段々とどうでもいいかなぁ、ってなってきました…
正直この方、暁斎さんってあまり良く知らなかったんですが、凄く良いですね~
最終日だということで、無理して見に来たかいがありました!
狩野派のお手本とか描いてるときはつまらない上にそれほど上手くもない印象だったんですが、風刺画っぽいの描き始めてからどんどん弾けていって、ある種の下手味もどんどん魅力になってゆく感じで。
エキセントリック系浮世絵師としては師匠の国芳より好きかも。
国芳は左脳的というか、どうも気を衒ってる感が鼻につくのよねぇ…
対してこの方、暁斎は根っこから狂ってる感がある…
薩英戦争を元寇に擬えて描いた浮世絵とか、色々尖がってて素晴らしい!
浮世絵師の中でも特に漫画的なニュアンスを多く含んでる感じが惹かれる要素なのかも…
この辺の風俗画浮世絵作品の絵はがきとか欲しかったんですが、何か無難っぽい絵のハガキしか無くて、ちょい残念でした…
お三時は美術館付属の加賀麩不室屋プロデュースのカフェで和スィーツ、これが期待以上の美味しさ!
御麩のスイーツへの落とし込み方の完成度が凄い!
加賀棒茶も深みがあって美味しいし…