今日は世界フィギュアを観戦しに、遥かさいたまスーパーアリーナまで行って参りました!
久々のフィギュア観戦、初の世界選手権観戦という事で、小春日和の中、コートにマフラーと冬装備を用意しつつ、こっちも若干緊張を孕みつつ、で。
会場は心配したほどは寒くなかったけど、ひざ掛けちょっと欲しい?くらいには涼しい感じでした。
そんな感じで、印象に残った選手を中心に書いて行きます。
ペアはロシア、タラソワ・モロゾフ組が鳥肌立ちまくりの圧巻の演技で首位発進!
続いて演技したライバルのフランスペア、ジェームズ・シプレ組はプレッシャーからかミスで出遅れて7位。3位の中国、ペン・ジン、4位のロシア、サビヤコ・エンベルト組も良かったけど、2位の中国ペアは早いグループで演技した為見れず…(木原君の怪我で日本ペア欠場したのでペアの下位Gは諦めたのです…)
ここまで観たかたからにはどうせならフリーも観たいけど、テレビでやってくれるのかなぁ…
(情報追加:地上波・BS共に放送はないけれど、フジテレビの公式ライストがある模様!男子の下位グループなども?)
そして、女子シングル。
出会い頭、この子良いのでは!?と思った第一滑走の中国チェン選手が第3G終了まで首位を守り、もう一人良かったスロベニア・ゲルム選手が2位、良いと思ったわりに伸びなかった印象のイギリス・マッケイの選手は5位だけど構成点はベスト、とか、伊達にスケヲタ歴重ねてないな、とチョイ自画自賛したりして…(笑
で、意外となかなか出なかった60点台、第一号はベルギー・ヘンドリックス選手。続くドイツ・ショット選手と合わせて、それまでの選手と比べて演技の格上感がガッツリで、割とびっくり!
最終前G、今季不調のカナダ・デールマン選手が微ミスの演技を終えた辺りから本格的なスタオベが出始める。
続く韓国・ウンス選手もパッと見ノーミスで初の70点台、続くアメリカ・マライア・ベル選手は神演技炸裂でかなりの感動!マライアちゃんは北米らしいパワフルさにかわいさ、優雅さもあって、ポスト・グレイシー・ゴールドの趣か?
演技よりもその体格の小ささ、細さが気になったトゥルシエンバエワ選手はクワド抜きにしてはかなり点出た印象。スピンとか、ホンマに鉛筆が回ってるみたいに細い!
そして満を持しての神6、最終Gはもう6分間練習から空気が違う…
とにかくみんなスピードが早い、早すぎてオペラグラスが追いつかない勢い…(苦笑
一人目、カオリンは俺的には今日のベストアクト!
四大陸の時もSPは彼女だった気がする、このプログラム本当に良いよね!
是非FSも二つ揃えて欲しい!自ら言ってたように、「今年取れなきゃもう無理かも」しれないしね(笑
そのカオリンの空気感に押されたのか、米国・テネル選手はちょっと固い印象。後半は彼女らしい迫力戻って来たけど。ベルちゃんがポスト・ゴールドなら彼女はポスト・ワグナーかしら?
宮原さんの演技はマジで泣く寸前…
この小さな選手が、ルール的にアウェイ気味で厳しい今のフィギュア界隈で、対策をしながらも自らの演技を貫き続けるなんて、どんだけ努力してんだろう、と…
その割には点伸びず、会場からもどよめきが…串刺さってたにしてもちょっと辛くないか?スピードに乗ったいい演技だったのに。
(地上波の映像を確認した所、若干固かったですかね…逆に言えば、調子が良ければ、あれ以上伸びがある演技になるのか…)
メドベージェワは悪くはなかった。
憎いほど会場映えするのよね、彼女の演技。ひとつひとつの動きにハッとする意外性があったり。
でも、やはり全盛期の演技を見てみたかった、という印象は残る。
どうせならマダム・トゥクタミシュワも観たかったなぁ…
そして紀平ちゃん!
練習ではガンガン決めてた3Aが例のパンクで0点に…それでも何とか70点台に踏みとどまったけれども。
正直、会場も紀平ちゃんの演技の時はピリッと感あったしなぁ…
最終Gはそれなりにみんな緊張感あったけど、紀平ちゃんの時は何か異質で。
下手するとみんな彼女の事嫌いなの?って誤解するような、謎の圧みたいな…
正直、メド子やザギ子の方がよっぽど暖かい、ホームっぽい雰囲気だった…(苦笑
結局は見てる方も、久しぶりの日本人女子チャンピオンを期待して、みんなの方も緊張してたのだと思うけど(オレも含めて)、その邪念が謎のプレッシャーになったのでは?と、個人的推測…(苦笑
…まぁ、あの環境で本人に緊張するな、という方が難しいかもね…(汗
(地上波で観るとやっぱガチ緊張してるやん、彼女…でも最後の最後にはいつもの伸びやかさが戻ってきてたので、FSには期待したい所!)
ラストの五輪女王・ザギトワ…とにかく早い!
すごいスピード感、そのスピードからちょろちょろと難しい技繰り出すので、もはや人で無いような…本当に妖精とか、人外のように見える。
凄い!とは思うけれど、不思議と感動はしないのよね…でも、凄味だけでもわかって良かった!(笑
(テレビでみると、カメラが絶えず彼女を追いかけるという画づくりの影響で、あのスピードスター感のある凄みが全然わからんのよねぇ…単にパラパラした演技に見える。アンチには是非一度会場での彼女を見て欲しい!)
という訳で、これまでFSでの逆転優勝を果たしてきた紀平ちゃんだけど、今回、ザギ子との点差12点はあまりに大きいか?
ザギ子自身が安心感持てる点差だしなぁ、この点差ならFSで紀平ちゃんが少々いい点出してもプレッシャーはかかりにくくなるだろうし…
逆にカオリンは自身がノーミスでザギ子が崩れたらあり得なくもない点差か?
そして地味にトゥルちゃん、メド子も怖いトコ付けてるし…
普通に考えたらメド子以上の4人が金メダル候補だろうけれど、今年は若干荒れ気味だしな…
まぁ、全ては最終前Gで紀平選手がどこまでやれるか、次第って事よね…
(そしてそれがカオリンへの援護射撃になる可能性もある…)
で、久しぶりの現地観戦で思ったのが、割とお客様シビアね、って事…(笑
ペアスピンで二人のシンクロがズレてくると、お客さんの拍手が段々と小さくなったりだとか(笑
あと紀平ちゃんの演技後、あまりスタオベ出なかったり、とか…みんな、リアクション正直すぎて怖い…(笑
(19.3.21 修正&加筆しました!)
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