『アクアマン』 ジェームズ・ワン監督
マーベルに並ぶアメコミの両雄・DCによる映画化企画、DCエクステンデッド・ユニバースの最新作・アクアマン!
スーパーヒーローチーム「ジャスティスリーグ」の同僚、スーパーマンやバットマンはもちろん、フラッシュやワンダーウーマンに比べても若干地味目感の無きにしも非ずな海底ヒーローが、DCEU最大のヒットを記録、更新中とまさかの大健闘!
主人公アーサー・カリー/アクアマンを演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」の蛮族の王・ドロゴ役でも知られるジェイソン・モモア。
とにかく体のエロさに目が行きがちですが(オレだけ?)、顔もなかなかのハンサムです、ラテン感のある濃い目顔ですが。
ストーリーはオーソドックスな王道脳筋王様ヒーローもので、多くの人が安心して楽しめるヒーロー・アクション映画だと思います。
特に水棲人の海中戦争とかって、ありそうであんまり見たことない世界観で、意外と目新しい感じかも。
そういえばこの映画、アトラクション要素の強い4D上映で観るとやたらと水浸しになって楽しいそうな…ちょっと体験してみたいかも…(笑
この映画の売上は主に中国での大ヒットがコアなんだそうですが、なんとなくわかる気がしました。
彼らの多くにとっては、スーパーマンやらバットマンやらそもそもそういうのどうでもよくて、ただただ痛快ヒーローどエンタメ映画でうぃぃぃいぃ!で満足!みたいな。
大戦争を一騎打ちで片付けちゃう、みたいなノリも割と三国志っぽいしね(笑…
そういえば、前に中国では三国志の英雄の中でも意外と張飛の人気がある、って聞いたことがあるんですが、アクアマン、張飛感ありますもんね…どこまでも脳筋マッチョだし(笑
その分、「少年漫画的単純明快ヒーローもの」みたいなのはどうも苦手、みたいな通な人にはあまりお勧めできないかもしれません…(苦笑
個人的にはヒーロー達のコスチュームが原作ベースの、割とダサ目な感じなのがむしろ良いと思いました。ようやく、この流れが来たかぁ!みたいな…(笑
ここんところずっと、アメコミ・コスチュームがやたらと今風カッコよくになっちゃうパターンが多くって。
やっぱ、ヒーローはタイツでなきゃ(笑
あと、DC界隈で進む最近の大衆路線への流れ、これはこれであっていい、とは思うのですが、DCマニアとしてはザック・スナイダー系のダーク&ディープな流れも、こっち路線とは別に並行して維持して欲しいなぁ、という気持ちも無きにしも在らずで…
まぁ、少なくとも次作『シャザム!』はオモシロ路線確定なようですが…(笑
また、今作は昨年末109シネマ川崎にて新装オープンした関東圏初のIMAXレーザーにて鑑賞いたしました。
実はワタクシ、大阪エキスポシティの日本一番館で、IMAXレーザー自体は体験済み。
それを踏まえての感想をいえば、やはり専用の縦長どデカスクリーンの大阪に比べれば、既存館を改修してレーザー映写機入れただけの川崎の方は若干迫力に欠けます。
ですが、4Kレーザーの美麗3Dの迫力はこちらでも十分楽しめます!ある意味、現実よりもよりシャープに、リアルに見える感じ…?
特に「アクアマン」のような壮大なファンタジー世界で引き画が多いような映画の場合、わざわざこっちで観る価値はあると思います。
ただし、通常料金より600日本円高い価格設定をどう見るか?となると…通常のimaxなら+400日本円、まぁこんなもんと言えばこんなもんな気もしますけれどね。
でも、大阪エキスポの+600日本円なら迷わず選ぶ感があります…川崎のが+500日本円なら一番納得なのですが…(笑
ちなみに首都圏で初の縦長どデカスクリーンIMAXレーザーを持つ次世代シネコン・キュープラザ池袋「グランドシネマサンシャイン」が今年7月開業予定だそうな。
そちらも楽しみです、うちからはちょっと遠いけど…
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