昨今いろいろなハラスメントがありますが
マルハラ（マルハラスメント）
には驚きました。
たとえば
「ありがとう。」などの
文末の句点を威圧的とか
冷たいなどと感じる現象のこと。
若い人にとっては
すぐ連絡ください。
了解しました。
など最後に⚪︎がついた文章は
怒っている
シャットダウンされている
と受け止めることがあるようです。
昭和世代の私は
文章の終わりに必ず⚪︎を付けます。
⚪︎がないと落ち着かないし
違和感があります。
このような現象に
歌人の俵万智さんが詠んだ一句
優しさにひとつ気がつく
×でなく⚪︎で必ず終わる日本語
さすがですねー。
そう、日本語って素晴らしいのですよ✨
＊＊＊
ハラスメントという言葉が
なかった昭和は言いたい放題。
私の母は孫（私の娘）に会うたび
独身の次女には
「いい人いないの？
早く結婚しないと・・・云々」
結婚した長女には
「まだ赤ちゃん産まないの・・云々」
私がそんなこと言ったらダメと
何度も母に忠告しているのですが
忘れているのか、わざとなのか
毎回会うたびに言うので
ヒヤヒヤします💦
娘たちはわかっているので
適当に受け流してくれていますが
私が若い時代にはこんなことは
普通にありました。
古い価値観のある母世代はともかく
ハラスメントを受けてきた
私たち世代は今や口にする人は
いないでしょう。
相方も職場でのハラスメントには
敏感になっているので
たとえば、誰が結婚しているのか
どこに住んでいるのかわからないし
仕事上の必要事項以外は
全く話さないようにしているとか。
ただ、自由意志で参加する
飲み会などは、参加する時点で
オープンマインドなので
（オープンでない人は来ない）
差し障りない程度のプライベートの
ことは聞ける（聞かれる）らしい。
なるほど。
時代は変わりましたよねー。
上司にお酌して回るなんて（笑）
今では考えられませんね。
私の友人には独立した
30歳の息子さんがいますが
息子さんは昔から彼女がいる気配は
全くなく女性嫌いだそう。
先日、帰省したときには
ファンデーションを塗っていたらしく
もしかしてジェンダーレスかもと。
今や男性のファンデーションは
普通のことだから、それだけで
ジェンダーレスとは言えないですが
もちろんその可能性もありますよね。
友人曰く、
振り返ってみると思い当たることも
いろいろあり、これまで以上に
言葉を選んで話すようになったと。
価値観が多様化しているのは
とても良いこと。
どんどん自由になって欲しい。
興味本位で詮索されたり
傷つくような発言がなくなるのは
喜ばしいことですが
ハラスメントを恐れて
何も言えないというのは
ある意味無関心とも言えるので
気にかけてるよというサインは
出していきたいと思います。
二子玉川エンビロンサロン
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